広島市とJR西日本が改良工事を行っていた山陽本線の西広島駅が一部完成し、
2021年12月19日(日)に暫定開業します。
長さ約110mの自由通路により、駅の南北をいつでも往来できるようになるほか、
駅機能が橋上駅舎に集約され、バリアフリー化がようやく実現します。
自由通路上にはセブンイレブンハートインとむすびのむさしも同日にオープンする予定です。
暫定開業を間近に控えた新しい駅舎。
照明が点灯していたので、日没後の外観を写真に収めてきました。
【JR西日本】:西広島駅自由通路・橋上駅舎及び店舗の開業について(PDF, 327KB)
平面図(上記資料より)
外観からも伝わる木の温もり
南口広場から全景です。
これは凄い・・・
柔らかな間接照明が県産ヒノキであしらわれた内装を照らします。
大開口の全面ガラスにより、外からでもこれだけ木の質感や温もりが伝わります。
気になる自由通路。
自由通路自体の独創性で言えば広島No.1かもしれません。
ハイサイドの開口は、開放感を演出するために湾曲した樹脂でできているそうです。
早く中から見てみたいですね。
広場への階段部分。
どこを取っても開放的です。
JR西広島駅の自由通路と橋上駅舎は、2021年12月19日(日)の開業予定です。
クリスマスの演出がマッチする『コイ・プレイス』
さて、ここからは番外編です。
ひろでん会館跡地に暫定整備された交流スペース「コイプレイス」は、クリスマスモードに。
【公式】:KOI PLACE(コイプレ)
賑やかでクリスマスらしいいい雰囲気になってます。
広電西広島駅の大屋根がライトアップされていて、これがイイ!
コイプレイスからの視点場になり、駅とコイプレイスの一体感が生まれます。
イベントスペースの屋上から。
いいですねぇ。
暫定利用とはいえ、賑わいと憩いの立派な空間になっていると思います。
日中に訪れると必ず親子連れや学生の姿も見かけます。
再開発は停滞していますが、いっそのことこのままでもいいのではないかと感じる程です。