広島都市圏を横断する「広島南道路」の内、
東広島・安芸バイパスの海田西IC~海田大橋間を結ぶ区間「明神高架橋」の整備が進められています。
明神高架橋は約2kmの自動車専用道路で、海田西ICでは現在整備中の東広島・安芸バイパス末端区間と接続します。
開通すれば、地域高規格道路「東広島廿日市道路」の多くの部分がネットワークとして繋がり、広島市東部の混雑解消はもとより、都市圏全体での人流・物流の活性化が期待されています。
合わせて取材した東広島・安芸バイパス<海田地区>の状況はこちら。
前回ご紹介したときの記事です。
概要はこちら。
黄金山から見る仁保ジャンクション及び海田大橋。
ジャンクションから左(西)に伸びる高架橋が海田大橋。
この先に広島南道路「明神高架橋」が続き、更にその先の海田西ICで国道2号と合流し東広島・安芸バイパスに繋がります。
海田地区の記事と繋がりを持たせるため、海田西ICから。
ランプウェイが右奥方向の広島都心方面に伸びていくのに対して、
広島南道路は本線にあたり、直進して海田大橋に向かいます。
整備中の区間を少し進んで振り返りました。
奥にカーブする高架橋が見えると思います。先程の海田西ICです。
あの場所からまっすぐ高架橋が伸びてくるわけですが、
この位置でも高架橋の橋脚が確認できるようになってきました!
さらに、開通時は側道となる平面部分も、下り線が従来の上り線から分離され、橋脚が立つ中央広い中央分離帯を挟んで側道が並行する構造へと変わりました。
新たに開放された下り線です。
反対の東側、海田大橋方面。
左手に自衛隊の駐屯地を見ながら、こちらも未踏の地が続きます。
橋脚は先行していくつか建設済みとなっています。
矢野地区に繋がっていく橋梁部です。
現在共用する道路はここでも側道の上り線。
本線となる高架橋が側道の間に整備される形となります。
本事業については、まだ多くの概要は明らかになっておらず、開通時期も未定です。
今後も海田地区に訪れた際には、合わせて足を伸ばしてみようとおもいます。
いつの間にかこの区間にも橋脚がいくつか出来てたんですね
用地買収が完了してるから一度予算がついてやり始めると案外早いのかも
広島南道路の廿日市インターまでの全区間早期開通を望みます
この部分と安芸バイパスが出来れば、廿日市市・広島市西部から一気に東広島市をパスすることが可能になります。大いに時短になり、慢性的な渋滞に悩まされている上瀬野地区の混雑緩和にもつながるでしょう。今はあのエリアを通りたくなければ山陽道一択だったのですが、選択肢が広がります。
絶望的な慢性渋滞で悩まされ続けてきた瀬野経由国道2号の一般道の迂回路としては、苦肉の策として私は上三永から東広島呉道で黒瀬まで行き、熊野経由で今は熊野道も無料化されており帰省で急がない時などはしばしば利用していました。
しかし、それだと結局海田大橋→広島高速となり全てが無料とはいきません。
それじゃ最初から山陽道と行きたいところですが、ここも渋滞多発区間で有料でもすんなり通過とは限らずまさにギャンブルです。
皆さんが仰る通り、この明神地区や安芸バイパスが開通すれば、一気に海田まで行って道路の渋滞状況でそのまま無料の2号線バイパスを走るか、海田大橋→広島高速と有料道路を利用するかの選択肢が広がりますね。
黄金山からの写真を拝見して、私も年初に山頂に上がった時の感動を思い出しました。
山頂がよく整備されており広島名所のひとつにあげても差し支えないレベルの様に見えます。
仁保ジャンクションから海田大橋→明神地区からバイパスが延々繋がると思うとテンションがあがります。
黄金山から見る風景で、JR向洋駅前のマツダ本社から東洋大橋を経て巨体な宇品工場の中を貫き社内バスが走るマツダ独自の完全私道を捉え事が出来、公道のデータに現れない、街の真の活力を改めて実感しました。
ただでさえ、広島市と安芸郡府中町に分けて人の流れの実態が適切に把握されおらす、海田町を含めて、ここらの地域の公道のニーズの実態に対する表面上のデータとの乖離が県内に於ける公道整備の優先順位を誤らせたとも思えて仕方がありません。
この地区でも公道の整備が本格的に始まり、東洋大橋が一般道に見える位霞むのも、街の成長からの視点で考えると喜ばしいことですね。
海田地区はもう新たな工業団地とか造成可能な土地はないのかな?せっかくの道路完成間近です。製造業含め企業進出を期待したいですね。