2025年春の開業を目指し建て替え工事が行われているJR広島駅南口の新駅ビルについて、
ビル内の商業施設を運営する中国SC開発は、
商業施設の名称を「minamoa(ミナモア)」に決定したことを明らかにしました。
3度に渡って開催された県民参加型ワークショップを経て考案されたもので、
6月にはロゴデザインも発表される予定です。
また、既存の線路上空部分の商業施設「ekie ザッカマルシェ」について、
新駅ビルの完成時にシームレスに繋がる区画を、今年秋にも先行開業させることも公表。
新区画には、県内初出店となる「成城石井」や、「シャネル」の直営店など7店舗が開業します。
新駅ビルは『ミナモア』に!ティザーサイトやSNSも公開
【JR西日本】:2025年春開業 広島新駅ビル商業施設名称が決定『 minamoa ( ミナモア ) 』~皆様へ向けて広島新駅ビルに関する情報や各コンテンツの公開もスタート!~(PDF形式 756キロバイト)
(上記公式サイトより)
下記の公式インスタグラムも始動しました。
【Instagram】:
ついに正式な商業施設の名称が公表されました!
”水の都ひろしま”を象徴する「水面」と、みんな、モア(more)をかけ合わせたネーミング。
奇をてらったものでもなく、県民、観光客両方が呼びやすく親しみやすい名称
従来の駅ビルは「ASSE(アッセ)」という名称がありました。
広島駅南北自由通路の整備に伴う線路上空店舗及び、北口商業エリアには「ekie(エキエ)」という名称が付けられましたが、新駅ビル商業施設部分は全く別の名称が付けられました。
将来、統合が図られるのか、線路上空及び北口はエキエのままとするかにも注目ですね。
商業施設仕様にアップデートされたフロアガイド。
(上記公式サイトより)
日経新聞の記事によると、「ミナモア」の店舗部分の面積は約2万5,000平方メートルで「エキエ」の2倍以上となるようです。
店舗数はエキエの130店に対し、200店程度となるようで、
観光客を主なターゲットにした「エキエ」に対し、「ミナモア」は地元の人も楽しめるテナントを誘致していくとのこと。
【日本経済新聞】:JR広島駅の新ビル「ミナモア」、シャネルなど200店舗 25年春開業
線路上空部分増床!『成城石井』など7店舗オープンへ
新駅ビルの名称と同日に公表された情報です。
線路上空部分の商業エリア「ekie ザッカマルシェ」について、上空部分を増床して将来の新駅ビルにシームレスに繋がる区画の開業が明らかにされました。
増床部は約670平方メートルで、広島では初出店となる「成城石井」や、
中四国初出店となるシャネルの直営店など7店舗が、今年秋にオープンします。
【JR西日本】:今秋、広島新駅ビル開業プロジェクトが始動!「 ekieザッカマルシェ 」 増床リニューアルオープン ~来年春には広島新駅ビルとシームレスに繋がるフロアへ~(PDF形式 697キロバイト)
線路上空店舗「ekieザッカマルシェ」増床部分 | ||
テナントリスト 増床オープン エリア |
成城石井 ※ | |
CHANEL FRAGRANCE & BEAUTY (シャネル フレグランスアンドビューティ) |
中四国初 | |
BAUM(バウム) | 中四国初 | |
MUCHA(ミュシャ) | 中四国初 | |
SuiSavon -首里石鹸- | 中四国初 | |
花の器 | ||
靴下屋 |
(2023年12月撮影 増床部は画像左側の新駅ビルに接続する部分。)
なお、今回の増床部分の7店舗は、新駅ビル開業後は「ミナモア」に取り込まれるとのこと。
新広島駅ビルについては、6月1日から1階の路線バスのりばが暫定的に共用を開始します。
具体的な情報と施設の暫定利用が始まり、新時代の広島駅の幕開けがすぐそこに迫ってきていることを実感しますね。
【TBS NEWS DIG】:広島駅南口の新しいバス乗り場を公開 来月2日から利用開始 “広島らしさ”水面をイメージしたデザインも