広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。
整備の核となるJRの新しい駅ビルは地上20階建て、総延床面積は約19万平方メートルで、
ホテルと商業施設の複合ビルになる予定です。
駅ビルは中四国最大の飲食店街やシネマコンプレックス、コスメやカフェなど、
約200のテナントが集積する商業施設「minamoa(ミナモア)」として、
2025年3月24日に開業する予定です。
幸運なことに、駅ビルのライトアップの試験点灯に出くわしましたので、
画像を中心に簡単にご紹介します!
圧巻!低層部の複雑なイルミネーション
大州通りを挟み、東棟の前から全景です。
なんだこれ凄い…
超広大な面積を誇る駅ビルの壁面ですが、光っている面積が多すぎてとてつもない存在感を感じます。
駅名サインと合わせて。
「minamoa」のサインは、店舗のイメージカラー通り水色に点灯します。
間接照明が多様されていますが、その”魅せ方”にはいくつものパターンがあり、
とてつもないこだわりを感じます。
東棟全体。
虹色に光る部分がとても目立ちますね。
暖色系の間接照明を挟み込むように、RGBフルカラーの照明が設置されており、
じんわり点滅させたり、滑らかに色を変えたりすることが可能です。
イルミネーションの変化を。 pic.twitter.com/QYusX6e0Zl
— 鯉党α(アンドビルド広島) (@abhiroshima) October 7, 2024
季節のイベントや、カープ、サンフレッチェ、ドラゴンフライズの試合に合わせてなど、
様々な演出ができそうですね。
5階までつながる金属の装飾がスゴイ!
西棟の方にも目を向けてみます。
西棟「ホテルグランヴィア広島サウスゲート」のサインも点灯しています。
屋上広場として開放される7階は、庇を下からテラス間接照明のお陰で柔らかな存在感を放ちます。
凄いと感心したのが、東西両方に設けられているこの縦長の箇所。
金属製のルーバーを加工しています。
形状は広島駅の統一コンセプトである平和を象徴した折り鶴を連想させる三角錐のデザインとなっており、
これが今まで見たことのない不思議な光り方をしていて感動しました。
吹き抜け大空間を感じる路面電車広島駅
これは非点灯時ですが、中央部の様子。
先日ご紹介した、中央部の路面電車乗り入れ部です。
外が暗くなったおかげで内部の大空間を垣間見ることができました。
延約13万平方メートル。路面電車「駅前大橋線」のターミナルと一体となった新広島駅ビルは2025年春の開業予定です。
広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、あと半年で開業する駅ビルをPRするため、
10月12日と13日にイベントを実施します。