JR西日本は建設中の広島駅新駅ビルについて、
駅ビルの北西、在来線と新幹線に挟まれた敷地に建設中の別棟駐車場を、
「JR 広島駅北口駐車場」として2025年1月15日に開業させることを公表しました。
3月24日に開業する駅ビルの商業施設「ミナモア」に先駆けて400台収容の駐車場が供用を開始します。
既存の新幹線屋上駐車場と連結し一体的に運用され、合計752台の駐車場となります。
駅ビル本体にも500台収容の一体駐車場が設けられ、新たな大型商業施設として利用者を受け入れます。
6階建て400台収容の駐車場 1月15日供用開始
【JR西日本】:JR広島駅北口駐車場の開業について~2025年1月15日 開業~(JR西日本不動産開発)
(JR西日本『JR 広島駅北口駐車場の開業について~2025 年 1 月 15 日 開業~』(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241213_00_press_JRhiroshimastationkitagutiparkingopen.pdf)より)
建設中の「JR広島駅北口駐車場」。
早くも1か月後!2025年1月15日から供用開始することが分かりました。
プレスリリースにあるとおり、既存の新幹線屋上駐車場と屋上で連結しており、一体的に運用されます。
広島市に提出された広島駅ビルの出店計画書によると、北口側の駐車場(新幹線屋上・JR広島駅北口)の出入口は、
新幹線高架横に一本化されることが計画されています。
新築された北口駐車場にもスロープが設けられており、完成後どのような運用になるか注目したいです。
こちらの記事で詳しく紹介しています。
もう一点、気になることとして、
新築された北口駐車場から駅ビルまでの動線です。
自由通路方面に直通する通路ができれば良いですが、新幹線及び在来線のラッチ内であり迂回する必要があります。
新幹線改札内の端にあるドトールの裏あたりに、専用通路ができるのでしょうか?
(JR西日本『広島駅構内図』(https://www.jr-odekake.net/eki/premises?id=0800613)より)
駅ビルに至るにはかなりの遠回りとなります。
将来的に在来線の上空を横断し駅ビルに至るペデストリアンデッキのようなものができる?
開業すれば実際に利用してみて、そのあたりを妄想してみたいですね。
JR在来線は増便!快速列車も拡大予定
もちろん電車で来館する利用客への対応も欠かしていません。
JRグループが発表した来年春のダイヤ改正において、
広島地区ではミナモアの開業に合わせ複数の路線で増便が行われることが明らかになりました。
【JR西日本】:2025年春のダイヤ改正について
(上記資料より)
詳しくは資料をご覧ください。
土休日の広島~五日市間が時間当たり1本増便されるほか、快速シティライナーの増便及び運転区間の延長、
有料座席サービス「うれしート」の拡大、編成両数の増加などが予定されています。
可能な限り公共交通での来館を。