広島駅南口では、広島市・JR西日本・広島電鉄の3者が一体となり、大規模な再整備を進めています。
2025年3月に広島駅の新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」がオープン、8月には路面電車「駅前大橋ルート」が開業しました。
大きな節目を迎えましたが、事業としてはまだ続きます。
去る2026年3月5日、ミナモアの2階アトリウムからエールエールに至るペデストリアンデッキが開通しました。
地上のバスのりばやマイカー乗降場の再整備、周辺施設までのペデストリアンデッキや大屋根の整備なども2029年春頃にかけて段階的に行われていく予定です。
前回の状況です。
目次
事業概要と今後の整備
【広島市】: 広島駅南口広場の再整備等
開業から1年。広島の顔となった『ミナモア』は今日も賑わう
昨年3月24日に開業した広島駅の新しい駅ビルの商業施設「ミナモア」が、開業1周年を迎えました。
広島の玄関口という肩書はもとより、地元の人にとっても買い物スポットとしてすっかり定着したのではないかと思います。
平日休日ともに想定を上回る来館者数で推移しており、昨年12月には月間の売上高記録を更新したと中国新聞が報じています。
【中国新聞デジタル 】:広島駅ビルのミナモア開業1周年、平日も休日も想定上回るにぎわい
開業1年。ミナモアを語るうえで外せない屋上広場です。
この景色は何度見ても感動があります。
大階段に植えられた桜は、開業直後より気持ち花をつける数が増えたような気もします。
毎年見守るのが楽しみです。
こちらは9階「ソラモア広場」。
休日のソラモア広場の賑わいは目を見張るものがあります。
イベントの有無に関わらず、買い物に訪れた親子連れが子どもを芝生で遊ばせている光景がよく目立ちます。
ベンチが並行して設けられているので、親も子どもを見守りながらくつろぐことができるのがいいですね。
『日常』になった路面電車が2階に乗り入れる非日常光景
路面電車が伸びる南側の光景です。
猿猴川沿いの桜は8分咲ほど。
路面電車が駅前通りを走り、駅ビルの2階に乗り入れるという光景も日常となりました。
起点となる広島駅の電車のりば(エキデンスクエア)。
3月28日にダイヤ改正を行いました。
円滑な運行を目的に、従来はBホームに2号線、Dホームに1号線が入る運用でしたが、
これを入れ替え、Bホームに1号線、Dホームに2号線が入る運用に変わりました。
駅前広場東側に大型クレーン登場!デッキか大屋根か
工事の状況です。
駅ビル全体の様子。
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路面電車高架橋の東隣に、MIC社所有の大型クレーンが登場しました。
周囲をビルに囲まれた密度の高い空間で、かなり異質な存在感があります。
駅ビル側から。
広場内、路面電車のりば跡地には、仮設の足場が置かれています。
クレーンの場所から考えられるのは、ビッグフロントひろしまへの「Bペデ」の橋脚、橋桁か、
それとも路面電車のりばを覆う大屋根の設置がいよいよ始まるのか…。
ペデストリアンデッキイメージ
(広島市『広島駅南口広場再整備等 パンフレット』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/uploaded/life/410069_922842_misc.pdf)より)
こちらは3月5日に開通した「Aペデ」。エールエールHIROSHIMAとを結ぶデッキ周辺。
2階レベrのデッキは仮設状態で供用を開始しましたが、その足元では地下広場の拡張工事が続けられています。
地上に整備するバスのりばに繋がる階段やエスカレーターが設けられる予定です。
また、上の画像でぽっかり空いている路面電車高架橋との隙間も人工地盤が拡張され、歩行者の滞留空間が生まれます。
地下ではその基礎工事のため、閉鎖区画が拡大。
デッキは開通したものの、2階・1階・地下1階ではまだまだ工事が続けられます。
ミナモア地下1階すべてオープン!スタバやマックなど全体で4店舗が加わる
開業1年が経過したミナモアの中で、僅かに残っていた未開業部分にも春が訪れます。
運営にあたる中国SC開発は、今春以降のフロアガイドを更新し、地下1階から2階までに新たに4店舗がオープンすることが分かりました。
【minamoa・ekie】:フロアガイド – 全体図、フロア一覧
ミナモア2階フロア図
(minamoa・ekie『フロアガイド – 全体図、フロア一覧』(https://www.minamoa-ekie.jp/floor/)より)
2階自由通路の改札中央口付近、セブンイレブンの隣の区画に「スターバックスJR広島駅中央口店」が4月17日にオープンします。
JRの中央口から路面電車のりば等のあるアトリウム空間に至る動線、ミナモアの中でも特に人通りが多い場所です。
自由通路内にはすでに橋上駅舎開業時からスタバが営業しています。
3月5日には、リニューアルオープンしたエールエールHIROSHIMAの2階に新店舗がオープンしており、広島駅周辺では実に6店舗目の出店となります。
【広島駅周辺のスターバックスコーヒー店舗】
・ミナモア広島2階店(自由通路内)
・ミナモア広島4階店(ミナモア)
・広島蔦屋家電店(EKI CITY HIROSHIMA内)
・福屋広島駅前店(エールエールHIROSHIMA内)
・広島駅北口店(アクティブインターシティ広島内)
・JR広島駅中央口店(自由通路内)NEW!
ミナモア1階フロア図
(minamoa・ekie『フロアガイド – 全体図、フロア一覧』(https://www.minamoa-ekie.jp/floor/)より)
こちらは自由通路から階段を通り1階に降りた区画。当初からリリースされていたマクドナルドはバスのりばに至る角の区画に入居します。
4月10日のオープン予定です。
比較的広い店舗となりそうですね。
ミナモア地下1階フロア図
(minamoa・ekie『フロアガイド – 全体図、フロア一覧』(https://www.minamoa-ekie.jp/floor/)より)
一番大きな動きは地下1階ですね。
在来線の地下道南口改札を出た場所は、向かって右側にドラッグストアのココカラファインが出店しましたが、左側はシャッターが下ろされたままとなっており全貌が明らかになっていませんでした。
この通路に沿って、4月10日にマジックミシン、4月23日に100円ショップのWattsが出店することが明らかになりました。
併せてコインロッカーも新設されます。
駅ビルという立地を生かし、どちらかと言えば高付加価値の店舗が多かったミナモアですが、
地下1階はドラッグストアに100円ショップなど、日常利用者向けの店舗が揃うことになりそうですね。ダイソーではなくWattsが入るのは意外でした。
ちなみにエールエールHIROSHIMAの地下2階にはセリアが入っています。
また、店舗と並んで1階とを行き来できる階段が開放されることも判明。
シャッターでない非常扉の部分ですかね。
地上はここに出ます。
まだ開放されていない階段があったとは知りませんでした。
エスカレーターはなく、これもまた通勤・通学の日常利用に特化した動線と言えますね。
JRからバスへの乗り継ぎの利便性は大きく向上しそうです。
▼今後のスケジュール
| 2025年3月24日 | ・広島駅新駅ビル開業 ・広島JPビルディング接続デッキ、Cブロック接続デッキ供用開始 |
| 2025年8月3日 | ・路面電車駅前大橋ルート営業運転開始 |
| 2026年3月5日 | ・Aブロック接続デッキ供用開始 |
| 2026年3月28日 | ・路面電車循環ルート営業運転開始 |
| 2028年春 | ・2階にぎわい広場供用開始 |
| 2029年春 | ・南口交通広場(バスエリア・マイカーエリア)の供用開始 (利用可能なエリアから順次オープン) ・Bブロック接続デッキ供用開始 |
(広島市『広島駅南口広場の再整備等 事業概要』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/living/doro-kotsu-kasen/1021408/1005978/1016970.html)より加工して使用)




































