広島駅~マツダスタジアム間デッキ整備 2019.02 橋脚登場!一括架設の準備

広島市はカープの本拠地「マツダスタジアム」とJR広島駅との間の歩行環境を改善するため、
2009年の開業当時から歩行者デッキ(ペデストリアンデッキ)の検討が行われてきました。
当初はJRの敷地を一部使用して完全にスタジアムまで繋ぐ構想でしたが、並行する市道(通称カープロード)に多くの店舗が開業している背景を踏まえ、再検討されています。

2016年10月時点で報じられていた情報は以下の通りです。

  • 赤:Cブロック再開発施設内デッキ(2016年内完成)
  • 青:Cブロック~愛宕踏切渡線橋間連絡橋(2017年度着工→遅れ)
  • 黄:愛宕踏切渡線橋(既設)
  • 緑:愛宕踏切並行部高架橋(2018年度着工→遅れ見込み)
  • 灰:愛宕踏切東側~スタジアム(未定・縮小検討)

 

工程は遅れていますが、2018年度中に青で示すCブロック「エキシティ広島」から愛宕踏切渡線橋までの区間が整備されることとなっています。

前回の状況です。

カープの本拠地「マツダスタジアム」は、2009年の開業当時から JR広島駅とを結ぶ歩行者デッキ(ペデストリアンデッキ)の建設が検討されてきました。 ペデストリアンデッキは広

以前ご紹介した、現地看板の完成イメージ図です。

右側の茶色の部分が、「エキシティ広島」に整備されているデッキで、そこから左奥、踏切の方に伸びていきます。

 

既設の「エキシティ広島」から。

 

 

おおお。かなり状況が変化しています。
デッキを架設するための橋脚が姿を表しました。

 

更に、「グランクロスタワー広島」の前にはデッキの橋桁が準備されています!

近い内にクレーンで吊り下げて一括架設するようですね。

 

踏切付近から。

 

右手がマツダスタジアム方面です。
ここをデッキが横断するのは来年度以降になります。

 

踏切東側から振り返ります。

 

踏切に並行して設けられている渡線橋に接続します。
ここには階段がありましたが、まるごと撤去されて橋脚に変わりました。
階段は若干位置を画像奥方向にずらして再び設けられます。

 

渡線橋から。

 

 

工事中の現在はエレベーターのみ使用できる状態です。
前回まであった階段は姿を消し、目の前にあるのは新しいデッキの橋脚のみとなっています。

 

「エキシティ広島」と愛宕踏切の跨線橋を接続する工事は、2019年3月の完了予定です。

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