ヒルトン広島予定地 既存施設解体状況 2019.08

広島県や地元財界などが出資する「瀬戸内ブランドコーポレーション」は、2018年6月、ホテル誘致のため設立した特別目的会社が米大手ホテルチェーンの「ヒルトン」と運営受託契約を締結し、同ブランドのホテルを広島市中区富士見町に整備する事業に着手しました。

ホテルは富士見町の広島県警東署などがあった跡地一帯に計画されており、2022年度の開業を目指します。
客室数は415室で、付帯機能として
レストラン・ラウンジ・バー、屋内プール、エグゼクティブラウンジ、フィットネス、スパ、チャペル、会議施設も整備され、MICE施設としても機能する大規模なものとなります。

瀬戸内ブランドコーポレーションは、広島市中区富士見町へのホテル誘致のため建設した特別目的会社と米大手ホテルチェーンのヒルトンが「ヒルトン広島」の運営受託契約を締結したことを明らかに

広島県は2018年の政府統計で、シティホテルの稼働率が全国一になるほど宿泊需要が高まっています。
インバウンドの増加が顕著で2018年は前年比3割増の121万人が宿泊しました。

観光庁がまとめた統計によると、 2018年の広島県のシティホテルの客室稼働率は85.0%となり、全国の都道府県で最も高い値となることが分かりました。 背景には外国人観光客の増加

「フジグラン広島」の前の富士見町1番交差点から。

右手側が建設予定地です。

 

国道2号線方面に進み、振り返りました。

 

県警東署や歯科医師会館・薬剤師会館が姿を消しているのは前回ご紹介したとおり。
最も北東側の県施設「エソール広島」も解体が進み、高さが低くなってきていました。

ホテルができれば、この駅前通りに面して車寄せやエントランスが設けられることになると思われますが、
アンダーパスの側道で1車線しかない道路で耐えられるでしょうか。
具体的にどのあたりまで設計が進んでいるでしょうかね。

 

建設予定地の前から、国道2号線方面を見た様子です。

目の前には、これから建設される分譲マンションとホテルを含めて、5棟の60m級・20階クラスの建物が並ぶことになります。

「ヒルトンホテル広島」は2022年度の開業予定です。

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