広島電鉄の横川駅で、停留所の案内表示器が新しいものに更新され、
2021年12月4日から使用を開始しました。
横川駅は「JR横川駅前交通結節点改善事業」により、2004年に、電停が国道から駅前広場に乗り入れるように切り替えられ、広島を代表するターミナルに生まれ変わりました。
リニューアル当時からLEDの発車案内が使用されていましたが、
今回の更新によりLCD(液晶ディスプレイ)を用いた装置に更新されました。
実際に見てきたので、簡単ですがご紹介します。
【広島電鉄】:横川駅停留場 案内表示器の更新工事のお知らせ
新しい表示器では、各電車のダイヤ上の発車時刻を表示できるようになったほか、
実際の先発電車の案内ができるようになりました。
また、十日市町から横川駅までの電車の接近状況にも対応しました。
JRで横川駅に降り立ちました。
巨大なドーム状の屋根に路面電車が乗り込んでくる光景が印象的ですよね。
何よりJRから雨に濡れることもなく乗車できるので、公共交通機関として非常に使いやすいです。
新しい表示器。
文字も大きくて、非常に見やすいです!
最後の画像では、画面の下で接近表示が機能しているのもお分かりいただけると思います。
3年前の2018年3月にリニューアルされた広電本社前電停にもLCD表示器が設置されました。
それとは微妙にレイアウト等が違います。
こうした案内表示はこれまでLEDが当たり前で、LCDはそれよりもスペックの高い利用者の多い駅に設置されるイメージが有りましたが、
LEDは物によっては部品調達が難しくむしろ保守費用が嵩むケースが全国でも多くなっているようです。
今年7月に開業を予定する広電宮島口駅でもLCD案内表示が使用されます。
2025年の広島駅の電停設備にも当然採用されると思いますし、
今後の広電の設備投資にも注目していきたいですね。