広島駅は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を増床する巨大プロジェクトです。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島橋上駅新築他工事 (南北自由通路・店舗増設)
なんと、4月は3回目になる広島駅改良工事のレポートです。
そろそろ駅員さんに顔を覚えられそう…(笑)
前回訪れてから10日ほどしか経っておりませんが、別の用事で利用したので撮影してきました。
広島橋上駅新築他工事 2014.04(Vol.30) ホーム天井板取り付け
まずは前回上手く撮影できなかった1番乗り場上空の新コンコース部分です。
南口1階の入口専用改札を入ってすぐの所から見上げています。
右奥から続くコンコースの南端で、駅ビルASSEと連絡する階段がすでに設置されています。
現状のコンコース(跨線橋)と駅ビルとの連絡口とほぼ同じイメージですね。
直接駅ビルに用がない限り、多くの人は3・4番乗り場の上空あたりに出来る中央改札口から自由通路に出る、という導線になります。
2番乗り場から見るとこの辺りです。
続いて4番乗り場から、自由通路と連絡する中央改札口付近の様子。
前回も紹介したアングルですが、それまであった旧ホーム屋根の骨組みが撤去され空間が広くなりました。
この空間には新しいコンコースからホームへ降りる階段とエスカレーターが設置されます。
2,3番乗り場の西側に設置されている階段付近の様子。
ホーム上の側面部分を覆う化粧板が一部取り付けられていました。
岡山駅とほぼ同じような感じです。(画像)
だんだん仕上がりの雰囲気に近づいてきましたね。
さて、ここから7番乗り場の方向を眺めますと今回のサブタイトルにした”あれ”を見ることができます。
まだフレームのみの姿ですが、ついにエスカレーターの設置が始まりました!
すぐ向かい側には既存のエスカレーターがありますが、橋上化でこれだけ駅の機能が西側へ移ります。
7,9番乗り場に移動しました。
現在のエスカレーターを降りてすぐこれが目に入ってきます。
これには私だけではなく一般の利用者も興味深く覗いたり見上げたりされていました。
柵の上から。
今見えているのはトラスでできたエスカレーターのフレームで、レールやチェーンが入るスペース。
我々が乗るステップや手すりはこの上に乗っかります。
コンコース空間が垣間見えます。
先ほど紹介した4,5番乗り場の穴にはエスカレーターと階段が両方設置されますが、
7,9番乗り場には利用者数からかエスカレーターのみの設置となります。
(西側横川方面は全て階段とエレベーターのセット)
設置場所ですが、閉鎖されている地下通路西側階段の真上のすぐ近くに設置されました。
これであればなんとか供用後も地下階段は利用できそうです。
9番線に芸備線が入線してきました。
大規模な人工地盤と国鉄型の車両のミスマッチな感じが面白いです(笑)
画像右上にはエスカレーターの上部を支える、上向きのコの字型の新たな鉄骨が設置されています。
前回初めて確認したエアダクトは、この9番乗り場にしか設置されていないことを考えると前回コメントで田中さんに頂いた通り、ディーゼルカーの排煙対策であると思われます。
以上、4月3回目の広島駅のレポートでした。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島橋上駅新築他工事 (南北自由通路・店舗増設)