広島市中区の相生通り沿い、原爆ドーム横の「広島マツダ大手町ビル」を改修する工事が始まりました。
「広島マツダ大手町ビル」は広島マツダが所有するオフィスビルで、2016年夏を目処に展望テラスや平和学習を備える「広島ピースタワー(仮称)」としてリニューアルされる計画です。
開業時期が労働力不足の影響を受け15年夏から16年夏へと先延ばしされています。
オフィスビル改修の『広島ピースタワー』 開業は16年夏へ先延ばしに
完成予想図など詳細はこちら。
『広島ピースタワー』完成予想図!マツダビル改修工事。
紙屋町の方から近づいていきます。
広電の紙屋町西電停から撮っています。
すぐ左手にエディオン広島本店、少し先の右側が旧広島市民球場跡地です。
ちょうど画像中央にあるクリーム色のビルが当ビルになります。
屋上部分に改修作業のためのクレーンが設置されました。
メルパルクの前から全体です。
低層部は統一された形をしていますが、3階より上がビル本体部分と立体駐車場部分で別れて別の建物のようになっています。
ビルの改修には駐車場施設の老朽化・更新の問題もあったのでしょうね。
駐車場部分は解体され、最上階の展望デッキへと繋がるスロープになるそうです。
少し西側から。
クレーンのジブがこちら側に伸びています。
上層部は低層部と同じになるまで外側へせり出すほか、ガラスや木を多用した独特な外観になる予定です。
相生通りに面するビル北側です。
足場と仮囲いで全体が覆われました。
工事がさらに本格化すれば、ビル全体が足場などで覆われることになります。
現時点ではこの囲いの設置と内装設備の撤去作業が主に行われているようでした。
こちらはビルの東面と南面。
今回は以上です。改修工事が始まって1回目のレポでした。
今後も完成まで定期的に取り上げていきます。
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レポートお疲れ様です。
ピースタワーの工事が始まったことを聞いてほっと一安心しました。
労働力不足の深刻化は、これから本格化する広島都市圏内での再開発事業に於いて大きな課題となりそうです。
建設関係の人材の育成、そして地場建設企業の育成も再開発事業の展開と平行してそれらの強化が急務となっています。
震災復興と東京オリンピックとで、都市圏外からの応援は、あまり期待出来ない環境ですから。
民間企業による街づくり(当局は監視・指導に徹する)は資本主義社会に於いては、理想的な展開ですから特に応援したい案件です。
マツダ車が世界中で売れる最大の要因はニッポンブランドですからね。
グループ企業が社会に利益を還元される姿勢は大切にしたいと思います。
レポート楽しみにしています。
暑い日々が続きますが頑張って下さい。 宜しくお願い致します。
>タミーさん
いつもお気遣い戴いて本当にありがとうございます。
首都圏ではこれから五輪関連の建設が本格化しますし、地方では特に労働力不足が懸念されますね。
若者の人材育成はその会社にとっても生き残りにかけて非常に重要になってきそうです。
ひとまず、着工に漕ぎ着けたことを安心したいですね。完成が楽しみです。
確かこのビルは確か広島では珍しい四面を道路に面したビルだったと記憶しています。
外壁パネルを使ったこれまでの外観がプレハブ風から、木を使い重厚なフォサードに
変身することはとても大きな出来事。街並みやドームを背景にした景観をがらりと
変えるだけに、仕上がりがとても楽しみではあります。
大手町関連で。
高層ビルデータベースに、広島三井ビルが抜けています。昭和50年代前半完成で、16階建て。60m超えています。
三井不動産中国支店のHPに、概要が掲載されています。