広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。
西側の新しいコンコースが昨年11月から供用を開始しました。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅改良工事(広島橋上駅新築他工事)
前回の状況です。今月9日に更新しました。
広島橋上駅新築他工事 2015.03(Vol.51) 7番ホームに柱
今回は最も大きな変化があった、2階在来線新幹線口改札から紹介していきます。
まだまだ真新しさ残るコンコースを北口方面に進みます。
左側に新幹線乗り換え改札口、右側に在来線改札口です。
これまでは突き当りを東側に2,30m進み「おみやげ街道」の隣の改札から外に出るルートだったものが、
3月21日から、突き当りのすぐ近くに変更になりました。
新幹線ビルに対して斜めに出口が設けられました。かなり大胆な変更となります。
改札外から。
これまでは新跨線橋がオープンする前の改札をそのまま使用していたので跨線橋から改札まで距離がありました。
近くなって分かりやすくもなったと思います。
【JRおでかけネット】:広島駅│構内図
改札の入り口には仮のボードに埋め込まれるように発車標が2段で設置されました。
同じくらいの目線でこれが見られるのが新鮮です。
そしてさり気なく新幹線改札も少し移動しています。
改札外の最初の画像には、下の方に以前まで改札が設置されていた跡が分かります。
ほとんど在来線と隣り合わせになった形です。
元の在来線改札があった付近を見てみました。
右端に見えているのが「おみやげ街道」です。今回の変更にあたり縮小されました。
元の改札の位置には、場所の変更を知らせる案内が4つも置かれています。
全体が仮囲いに覆われて跡形も無いですね。
自由通路が橋上施設が繋がる部分なので完成までこんな工事中の状態が続きます。
さて、改札内に話を戻します。
前回の更新の後、ダイヤ改正によりお隣に新白島駅が開業しました。
駅名標は新白島とラインカラーに対応したものに取り替えられています。
工事中ということもあり薄型タイプではなく、従来のものを張り替えただけの対応に留まっています。
同じくダイヤ改正でデビューした新型電車「227系」(愛称:レッドウィング)と、改良工事真っ只中の広島駅。
全て完成したらもっと似合う存在になるのでしょうね。
1番のりばです。
目に見える形で旧跨線橋の解体工事が進んでいます。
既にエスカレーターやエレベーターは撤去されました。
7・9番のりば。
エスカレーターを降りてすぐの位置にある発車標ですが、8番のりばから発車する列車が一日に1本しか無いことから、
LED装置が撤去され代わりに印刷したボードが取り付けられていました。
これは珍しいですね…(笑)
9番線外側は今にも鉄骨工事が始まりそうな雰囲気です。
驚いたのはこちらです。
列車を待つベンチが木製のものから、高級感のある革製のイスに変わっています。
この辺りでは新白島駅で初めて登場したタイプのものですね。
それにしてもホームに対して垂直に座らせるイスは見たこと無いです。
最後に新幹線口屋上駐車場から見下ろしたものを。
一枚目のパノラマは久々に撮りました。
旧跨線橋は大部分で天井が無くなり、その奥では南口Bブロックの西棟が高さを増してきています。
本当に凄い勢いで街が変わっていきます。
今回は以上です。
第2期工事は2017年度の完了予定で、自由通路や商業施設がオープンします。
ベンチがホームに対して垂直なのは、酔客対策ではないでしょうか。新大阪駅では既に導入されているみたいですよ。
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150323-00000084-san-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150323-00000084-san-soci
です。失礼しました…
ホームに垂直に設置されたベンチはロマン様がおっしゃるように酔客対策ですね。
関西エリアでは新大阪駅の他にも一部駅で増設されています。大阪環状線リニューアル計画以降、ホームの階段付近を積極的に有効活用することにしたのか、高架駅等では従来の線路側向きベンチの他にも階段上部の壁際にもホームに垂直にベンチを設置するケースが増えています。
ホームの狭い駅では全座席をホームに対して垂直にするのは困難でしょうが、転落防止施策が少しずつでも広がるとよいですね。
ベンチが酔客対策とはいえ、酔って無くても発車標を見て待てるのは便利ですね。
8番ホームの発車標が笑った。
ちゃんと似せてあるのが芸が細かい。
新幹線口の改札が良くなってる。いつの間に。
ホームと垂直に並んだ新ベンチは先日関西へ旅行に行った際に利用した大阪環状線の駅でも見かけましたが広島駅にもあったんですね、しかも写真を見ると自分がよく利用する4・5番乗り場ではないですか。
新跨線橋の供用開始から早5か月が経ち227系も導入されるなどついこの前まで当たり前と思ってきた光景が見る見るうちに変わっていくのを目の当たりにすると変わったなということとやっとかという思いがします。
3年後にはさらに南北自由通路に商業スペースも開業+北口のペデ完成となると、もはや自分が追いつけるのかとも。
6月には227系の山陽線に本格増備するそうですし、まだまだ「シティネットワーク広島」からは目が離せません。
P.S しっかしカープは何時になったら勝つのやら、早もう4連敗。トホホ・・・
9番のりばのベンチに座りましたが、ホームと並列のベンチに慣れた者にとっては少し奇異に感じました。
他のホームへ出入りする電車が見にくいです。(オタではありませんが)
ここからは少しコメント違いになりますがご容赦を。
先日所用で芸備線志和口まで往復しました。
ICOCAが使えないので切符を買って、いざ2両編成の三次ライナーに乗車。
何とワンマンカーにびっくり。下車するときにどうするのか心配。でも志和口駅には駅員が・・、一安心でした。
シティネットワークと称され(狩留家まで)ていますが、國鉄時代の気動車(あえてディーゼルカーとよばない)が健在でした。
山陽線の227系の静けさと比べ、レールのつなぎ目のガタンゴトンのたびに自分の身体も上下に揺れるのでした。
広島駅が新しくなり、新しい電車も導入されるなか、芸備線のガタンゴトンと走る気動車が9番乗り場にたどり着くアンバランスを感じたものです。
可部線の電化延伸結構。せめて上深川までの電化は超夢物語なのでしょうが、軌道の改良くらいはお願いしますよJRさん。もう國鉄ではなくなったのだから・・。
更新お疲れ様です。
昨日昼前に広島駅に行ったのですが、4・5番線の旧跨線橋東側の階段部分が無くなっていました。
自分は可部線乗換の為にこのホームを利用しますが、この間までは新跨線橋東側階段を降りたらフェンスで
狭かったですが、今はかなり広がって狭さを感じなくなっています。