広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場
前回の状況です。
広島駅北口広場改良工事 2015.04(Vol.21) 増築部、完成近づく
撮影日としては1週間しか経っていませんが大きな変化がありました。
JR広島駅改札内地下通路から北口1階改札に向けて進みます。
前回の記事の最後に少し紹介しましたが、
昨年2月以来閉鎖され仮設のデイリーインも営業していたスペースで、ほとんどの仮囲いが撤去され建設中の増築部が大きく見えるようになりました。
在来線北口1階改札(地下通路)から、増築ビル内を通ってまっすぐ北口に出られるようになります。
これは凄い!
既に照明は点灯しています。柱や床を見てもこちらとあちらで30年くらい時が違うような感覚です。
オープンすれば新しい在来線コンコースと同様にカルチャーショックを受ける人も多そうです(笑)
既存の「新幹線名店街」と一体化するように、西側ではお店の内装工事も進んでいるようでした。
ここの張り紙によると、一部のお店が開店時間を午前8時半から午前7時に早めるそうです。
部分開業に向けてということで間違いないでしょう。
冒頭の画像にもある通り、この部分は新しい広島駅北口の出入口として4月30日に使用開始となるようです!
この張り紙を見ると出入口は現在の中央部1箇所から、新しい西側1箇所に完全に切り替わるようです。
2階コンコースから1階には中央部の方向に向けて階段・エスカレーターが降りていますが、
階段のすぐ横(広場側)の仮囲いを撤去していたのでこちらもコンコースとして利用できるようになりそうです。
ちなみにこの階段・エスカレーターは自由通路の建設にあたって最終的には撤去され、北向きに付け替えられる予定です。
さて、もうすぐ通れなくなる中央部の出入口を通り、外に出ます。
この部分も同じように増築ビルが建ちます。
外は外で大きな変化がありました。
大部分で増築ビルの外観を覆っていたシートが外されました!
広場内から。
なんとも華やかになりそうです。
ペデストリアンデッキはさらに桁の面積が増え、完成時をイメージできるようになってきました。
中央部分はアールがついており、中央デッキの広い滞留空間につながるようになっています。(完成イメージはこちら)
増築ビルと2階デッキとは、自動ドアと観音開きドアを合わせて10箇所以上設けてありました。
地下自由通路の出入口部分。
上空にデッキの桁が架かり、”ドコここ?”状態。まるで雰囲気が違います。
エレベーター棟から。
広いペデストリアンデッキが、空母の甲板のようにも見えます(笑)
本当に広島駅にこんなものが出来るとは。
今回は以上です。
おさらいすると、4月30日の木曜日から広島駅北口の出入口が大きく西側へ先に切り替わります。
当日はオフなのでじっくり見てくる予定です。
なお、店舗部分のオープンは5月22日になります。こちらも楽しみです。
【Flickr】:2015/04 広島駅北口再整備工事(2)