広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場
前回11月中旬の状況です。
広島駅北口広場改良工事 2015.11(Vol.30) 西側はもうすぐ?
今回の画像は11月末に撮影しました。
シェラトンホテル前から、北口の全体です。
大きな変化です。
自由通路とデッキとの接続口となる中央部分で、大きな上屋を構築する工事が始まりました。
西側、ホテルグランヴィア前から。
デッキの床部分も半円状に広場側に拡大しています。
タクシー乗り場側から見上げます。
既にグランヴィア方面に伸びている屋根よりもさらに一段高い屋根がかかります。
以前完成イメージ図が公開されているので再掲載しておきます。
5街区の入札公示で4条件明らかに。北口特集でデッキイメージ図など。
広島駅北口広場改良工事 2015.03(Vol.19) 増築部先行開業へ!イメージ公開
前回の記事に、現在の広島駅北口の駅名看板がみすぼらしいというコメントをいただきました。
確かに現在は細長いステッカーを貼っただけで、屋根ができてきたためにほとんど見えなくなっている状態です。
完成時にはVol.19の中国新聞の記事にあるように、LEDが埋め込まれた光る壁に駅の看板が設置されるようです。
安心してください、ついてますよ。
新幹線口駅舎東側の増築工事も進みます。
コンクリートの基礎が見えるようになっています。地上部工事ももうすぐ始まりそうです。
シェラトンホテル前のデッキから見る、二葉の里地区。
画像の中央、JR西日本広島支社の背後でエネルギア・コミュニケーションズによる「エネコム広島ビル」の鉄骨建方が始まりました。
この画像右端の方に、新しい広島テレビ放送の本社ビルが建設されます。
写真はこれで以上です。
この事業に関して一つ、先月動きがありました。
当初、2015年度末の16年3月末の完成を予定していましたが、2016年の秋に延期されることが明らかになりました。
【中国新聞】:歩行者専用橋 完成ずれ込む
(2015年11月25日付 中国新聞朝刊より)
やはり延長されました。西側で先行して作られている部分のペースを見ると、まず間に合わないだろうとは思っていましたが…。
遅れるのは2階中央部の新幹線口コンコースとの出入口からJR西日本広島支社の前に伸びる「中央デッキ」。
東側デッキは特筆遅れるとは書かれていないので、来年春には広島駅新幹線口2階から直接シェラトンホテル側(アクティブインターシティ広島)まで行けるようになるのでしょうか。