広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場
前回の状況です。
広島駅北口広場改良工事 2015.10(Vol.29) 膜屋根あらわに
まずは全体の様子から。
大きな変化点としては駅舎内からデッキへの接続口が美装化されて完成に近づいたことです。
正面から撮影しました。
天井は1階と同じようにすりガラス全体がLEDのバックライトにより光るタイプとなっています。(画像)
両側はそれぞれの店舗に入る自動ドアが設置されています。
片側(西側)は既にオープンしている「駅ナカコンビニ」(おみやげ街道)です。
既にこの部分と駅舎内部は仮囲い一枚を隔てるのみの状態になっています。早く通ってみたいですね。
広場西側から。
先行している西側ペデストリアンデッキ。
橋桁部分の化粧板が設置されています。グレーの格子状のものです。
デッキの上屋には縦に通る梁に円筒形の照明の取り付けが始まっています。
スポットタイプのように見えます。間接照明で全体を柔らかい雰囲気にするのがいいかと思いましたが、できてみないと分かりません。
デッキ裏側の天井処理も見えるようになってきました。
端がこのようなルーバー状になっています。
新幹線駅舎側に周り、ホテルグランヴィアに平行する西側デッキを振り返ります。
こちらも完成に近づいてきました。
ホテルグランヴィアとの連絡口となる階段。どことなく広島空港を連想します。
ガラスの手すりが綺麗です。
屋上駐車場から見下ろしてみました。
西側デッキの先、二葉の里再開発地区5街区では免震データセンターの「エネコム広島ビル」の建設が行われています。
鉄骨が見えているので地上部の工事もそろそろ始まってくるのではないでしょうか。
道路の反対側の歩道から。
エレベーターと階段の設置が行われています。
この仕上がり具合を見ると、近いうちに北口2階改札外コンコース→グランヴィア前の西側デッキ→JR西日本広島支社前の導線を先行して供用開始させることも予想されます。
一方こちらはこれから本格的な地上部工事が始まる北口東側。シェラトンホテル前の通路から。
増築される駅ビル部分には基礎が見えるようになり、手前のデッキ部分には反対側と同じように足場が設けられました。
かなり時間がかかりましたがこちら側もいよいよです。
デッキはちょうど撮影ポイントに接続されるため、同じ角度から撮れるのも残り少ないかもしれません。
今回はこれで以上です。
先行して整備されている西側部分がかなり完成に近づいてきた印象です。
今回の画像を撮影した後日になりますが、経路が3つに別れるデッキの中央部分で、大屋根を設置するための足場が現れ始めました。
完成すれば数年前から想像もつかないほど華やかになりますね。
広島駅北口ペデストリアンデッキ。
中央の大きな上屋を作るための足場が出ていました。
明るい部分が新しい2階のメインエントランスです。 pic.twitter.com/x13dbrjcyP
— 鯉党α (@urbanhiroshima) 2015, 11月 16
未公開画像含めアップロードしました。重いのでPC推奨です。
【Flickr】:2015/11 広島駅北口改良工事