世界遺産の島 “宮島” へと渡る広島県廿日市市の宮島口では現在、
新たに港湾の埋め立てを行いフェリーを運行する2社の統合旅客ターミナルや緑地、新たな待合スペース等を整備する
「厳島港宮島口地区港湾整備事業」が行われています。
新たに港湾の埋め立てを行いフェリーを運行する2社の統合旅客ターミナルや緑地、新たな待合スペース等を整備する
「厳島港宮島口地区港湾整備事業」が行われています。
【広島県】:厳島港宮島口地区港湾整備事業について
埋め立ての様子が分かる角度がかなり限られます。
桟橋が仮移設されるまで使用されていたフェリー乗り場付近から。
前回はコンクリートのケーソンが見えている状態でしたが、
土砂が搬入されて先まで地続きになっています。
さて、廿日市市はこの統合フェリーターミナルを含め、JR宮島口駅付近から桟橋を中心とした一帯の将来像を決める
「まちづくり国際コンペ」を実施しました。
【公式】:宮島口まちづくり国際コンペ
国内外から多数の提案が寄せられ、昨年10月に最終審査が行われました。
3つの優秀賞や傑作集が上記HPからPDFで見られるようになっていますのでご覧ください。
広電宮島口駅は移設するものとして提案されている作品が多いですね。
最後に、観光客を迎える一つの拠点である、JR宮島口駅。
休日夕方の広島方面のホームです。
非常に多くの観光客で溢れています。
欧米からの来られた方がかなり多い印象です。
この方々にこそ、快速シティライナーに乗ってもらえれば、横川~新井口沿線利用者とも綺麗に棲み分けができて
まさにこの快速が狙った通りの状態になります。
しかし、基本的には”来た列車”に乗るのが一般的な行動であり、4両の普通列車に殆どの乗客が運ばれていきました。
普通列車の追い越しをしないので尚更です。
利便性や快適性向上のため、案内方法はこれからもう少し工夫すべきかと思いますね。
話が逸れましたが、統合旅客ターミナルや緑地、新たな待合スペース等を整備する宮島口地区港湾整備事業は2019年度末の完了予定です。