2016年度に橋上化される広島駅と、
2017年度の開通が予定されている広電駅前大橋線の広場乗り入れ方法を
素人ながら少し考えてみようと思います。
・・・実はこの記事1週間くらい前から書いているのですが、なかなかまとまらずに本日に至りました(笑)。
まずは現在のJR広島駅コンコース。
先に書きましたが2016?7年度をめどに南北を貫く自由通路に掛け替えられます。
二葉の里地区整備で合意 南北つなぐ通路設置 広島市・JR西・中国財務局など
こちらのサイトによると、この自由通路は長さ180メートル。
Google Earthで距離を測ってみるとご覧のとおりです。
(このためだけにインストールw)
ということで、誤差はありますが自由通路は南北の駅舎・駅ビルをも突っ切って建設されるようです。
中途半端にならないようなので安心しました。
ということでかなり大掛かりな工事になりそうですね。
現在のコンコースの南北の両端はこうなっています。
北口
こちらはガラリとしているので工事は容易に行えそうです。
北口はさらに以前使った画像のように広場側に増床され二葉の里・若草地区へつながるペデストリアンデッキが整備される予定です。
現在とは雰囲気・イメージ・賑わい、全てにおいてかなり変わりそうですね。
南口
南口は、アッセは古い建物なので高さの違いがありこれをフラットで貫くには改修が必要ですね。
自由通路の高さそのものをアッセに合わせるのかもしれません。
さて、続いて南口広場。
この地下広場への入り口が、駅前通りのちょうど延長線上にあるので
広電が地上で乗り入れた場合妨げになります。
こちらは駅ビルアッセのJRコンコース連絡階から撮ったもの
前にも書きましたが私は広電は高架で南口広場に乗り入れるべきだと考えています。
なんでか?っていうのはこちら。
地上・地下・高架案 広電が市へ提案
(先ほど張ったリンクと同じです^^;)
が、改めて考えてみると構造的な課題が多い。。。
まず広島電鉄の広島駅-(比治山下経由)-広島港を結ぶ5号線は
駅前大橋線移設後は駅前大橋南詰交差点を左折し的場町へ向かう計画になっています。
なので高架で乗り入れても駅前大橋を渡り切る前に地上に下ろす必要があるということです。
私は建築について詳しくありませんが、橋(駅前大橋)の上に土台やスロープ(広電)を作ることってやはり難しいですよね?
地図を。
大きな地図で見る
無理ということならば5号線も稲荷町交差点で左折し的場町で比治山線乗り入れ
という形で、何とかならないこともないですが遠回りになってしまいますね。。
ですが、これは広島の公共交通の大きな課題の一つです。
「不可能!」と結論づけられる前に、できないかどうか本気で検討していただきたいです。
ちなみに先ほどの画像の画面下に見えるガラスは駅前地下広場への入り口の屋根ですが、
高さがちょうどいいですね。
あくまでイメージとしてはここに広電が入ってくるという感じでしょうか。