広島駅南口Cブロック地区市街地再開発事業は南口広場の東側の区画で行われている大規模再開発計画です。
家電量販店のエディオンなどが入る地上11階の商業棟と地上46階の住宅棟が建設されます。
施設全体の愛称は「エキシティ広島」に決まりました。
【NIPPO】:グランクロスタワー広島│広島駅南口Cブロック再開発事業
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅南口Cブロック地区市街地再開発事業
前回の状況です。
11月末に撮影した時点の画像を紹介します。
広島駅南口広場から、商業棟正面です。
Cブロック再開発は12月末の竣工予定。
それまで1ヶ月に迫っており、外観はほとんど完成状態になっています。
ガラス張りになっている西面の地上部。
外構部は舗装までかなり仕上がっていますね!
ほとんどの面がガラス張りで非常に開放感があります。
別の角度から。
1~3階の核テナントはエディオンが取得しています。
ところが微かに見える内部は木材の天井に暖色系の照明。
やはり通常の「家電量販店エディオン」とは異なる業態、もしくは貸店舗として全く別の店舗が入るような雰囲気です。
2階の窓際部分に注目。
内装工事が進められています。
SNSで発見した情報によると、某大手カフェチェーン”S”がオープンの準備を進めているようです!
大州通りの歩道を東へ進みます。
1枚目の写真、照明を兼ねた信号柱が新しくなりましたね。Bブロック付近に立てられているものと同じです。
商業棟南面1階も、外向きの店舗が並ぶ構成になるようです。
3枚目の右側に写る店舗にはビールサーバーが置いてありました。
Bブロック「ビッグフロント広島」とは違った賑わいを感じられます。
敷地の最も南東側に到達しました。
商業棟と住宅棟「グランクロスタワー広島」に挟まれた「パサージュ」と呼ばれる空間。
そしてタワー側から角を振り返った様子。
外構は植栽などが設けられ大詰め、内装工事もかなり進んでいます。
形から色使いからメチャクチャかっこいいです!角の店舗の2階は鏡が並んでいるので美容院でしょうか。
少し離れます。荒神陸橋から。
ここから撮影を始めた時はBブロックの「シティタワー広島」も半分もできていない頃でした。
ほぼ完成した姿になりました。着工当初から撮影していればと後悔しています。
ここの楽しみはもう一つあります。
この日は並走する光景が見られました。
荒神陸橋南側から、再びCブロック地区を目指します。
広島駅から背後のマツダスタジアムまで通じるペデストリアンデッキの建設予定地でしたが、
計画の縮小が明らかになり最終的にどのような形になるのか不透明な状況になっています。
タワー北側の角です。
再開発地区内に設けられる2階デッキは、やはりこの通りぶつ切りで終わっています。
立体駐車場入口。
これだけの施設の駐車場、試合終了時に車が出し入れできない事にならないために、
早期のペデストリアンデッキ建設が必要です。
西側広島駅方面。
奥に進めば最初の画像の駅前広場に戻ります。
デッキ部分の外壁は、無造作に異なる茶色のルーバーが並べられており上品ですね。
記事前半の店舗部分や全体の見せ方などを見ても、再開発のプロジェクトリーダーを務める森ビル都市企画は「さすが」の一言です。
↓以前撮影したもの。
Cブロック再開発工事は2016年12月の竣工予定です。
完成レポートも含めて、Cブロックの定期更新も残り少なくなりました。
未公開画像含め34枚アップロードしています。PC推奨です。
【Flickr】:2016/11 広島駅南口Cブロック再開発