JR西日本は11月16日の定例会見で、ホームの安全性向上を目指し、「可動式ホーム柵」(ホームドア)の設置をさらにすすめることを公表しました。
優先してホームドアの整備を進める駅として、京阪神の主要な駅に加え、
広島駅と岡山駅も対象となりました。
【西日本旅客鉄道】:「ホーム柵」と「内方線付き点状ブロック」の整備をさらに進めます
【乗り物ニュース】:京阪神など15駅にホームドア整備へ 可動式と昇降式を使い分け JR西日本
ホームドアは専ら京阪神の主要駅だけだと思っていたので驚きました。
国土交通省が事業者に強く設置を働きかけているだけあります。
乗降客数10万人以上というのは、中国地方の主要駅まで入る絶妙なラインですね。
広島駅にとっては、来年度中に橋上駅舎化が完了して自由通路が開通する、これ以上無いタイミングでのホームドアの設置となりそうです。
京都駅や三宮駅では、特急列車や通勤型電車などで列車ごとに扉の位置(枚数)が異なるため、
ロープを上げ下げする「昇降式」が採用されるようです。
広島駅については、昨年春から運行を開始した227系「レッドウィング」を筆頭に、
今年春からすべての電車(非気動車)が3扉化されました。
少なくとも1~7番のりばでは、通常の水平に動くタイプが採用されそうです。
2扉のみの芸備線が乗り入れる8・9番のりばはどうしますかね。