スタートラム広島 新築工事 2017.01(Vol.7) 鉄骨建方

「スタートラム広島」は、日本生命と広島電鉄がそれぞれ所有する2棟のビルを取り壊し、
一つのオフィスビルに再開発する共同プロジェクトです。
相生通りの立町電停前に2018年1月、地上16階建て、高さ約80mの複合オフィスビルが竣工します。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:(仮称)広島八丁堀共同プロジェクト

【広島電鉄】:(仮称)広島八丁堀共同プロジェクト新築工事着工 新ビル名称は「スタートラム広島」に決定

201609startram-image
完成イメージ(上記広島電鉄資料より)

前回11月下旬の状況です。

「スタートラム広島」は、日本生命と広島電鉄がそれぞれ所有する2棟のビルを取り壊し、 一つのオフィスビルに再開発する共同プロジェクトです。 相生通りの立町電停前に2018年1月、

 

いつも通り相生通りの西側から全体の様子です。

鉄骨建方が進み、この距離からでもはっきりと感じ取れるほどの大きさになってきました!

 

隣接する東急ハンズ広島店に間もなく肩を並べます。

 

ここの場合、手前の朝日会館跡地が現在駐車場になっているため、ビルの幅すべてが確認できます。
この大きさは近年広島にはない巨大さです。

 

通りの南側のビルのガラスに反射する鉄骨。

 

 

すぐ近くまで移動しました。

 

建ぺい率ギリギリ?敷地目一杯使って建てられるのでかなり迫力があります。

 

ビル北側から。

赤茶色の鉄骨は、タワーパーキングを設置するためのものと思われます。

 

時系列が前後しますが、この日は車で市営基町駐車場に停めて、駐車場7階から撮ってみました。

 

同じ目線で見てみると、1フロアの広さが実感しやすいです。
延床面積は約2万6000平方メートル。紙屋町のトランヴェールビルディングが、約2万9000平方メートルなのですが、
感覚的にはこちらの方が大規模に感じます。

 

撮影時、鉄骨は最も高いところで8階のフロアレベルまで達しています。

単純にこれの2倍の高さまで高くなることになります。
地下は作られているのかどうかも気になります。

 

建物の中央部にはグレーの制振装置が確認できます。

制振装置には、鹿島建設の「間柱型鋼製ダンパー」と「間柱型粘弾性ダンパー」の2種類が使われています。
鉄骨の柱には、内側にコンクリートを充填する「CFT工法」が採用されています。

 

南東側から。

 

2枚目の左奥には、「広島トランヴェールビルディング」。
どちらも広島電鉄が絡んだプロジェクトです。

中心部の公共交通の軸を担う広島電鉄により積極的なスクラップアンドビルドが進みます。
広島駅周辺の再開発が急速に進む中、危機感は感じているはずです。
広島市のオフィス空室率が過去最低を更新し続けている状況もあります。
無事完成することと、ここ以外にも新規大規模オフィスビルの整備を期待したいところです。

 

地上16階、高さ80mの「スタートラム広島」は2017年11月末完成予定です。

 

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【Flickr】:2017/01 スタートラム広島 新築工事

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