広島銀行、本店ビル建て替えを決定!19階建てビル2021年に

コメントで教えていただきました。ありがとうございます。
先月取り上げた広島銀行本店に関するこの記事の続報です。

コメントで教えていただいてました。ありがとうございます。 広島銀行は、中区紙屋町の「広島銀行本店ビル」の建て替えを検討していることが分かりました。 本店ビルは地上9階・地下

広島銀行ホームページによると、築50年以上が経過し老朽化している現本店ビルの建て替えを正式に決めたことが明らかになりました!

新本店ビルは19階建て。4年後の2021年1月の竣工を目指します。

【広島銀行】:新本店ビルの建設について


完成イメージ(上記プレスリリース資料より)

【NHK 広島ニュース】:広島銀行本店ビル建て替えへ

【広島銀行新本店ビル】

  • 高さ約94m
  • 地上19階・塔屋1階・地下1階
  • 延床面積:約4万3,500平方メートル
  • 免震構造
  • 建物の四隅に自然換気を促すエコボイド採用
  • 2018年4月から現本店ビルの解体開始
  • 2021年1月竣工予定


現在の本店ビル(2016年9月撮影)

また驚くべきニュースが飛び込んできました!
前回報道された時は、”すでに耐震工事を済ませており、今すぐ立て替える必要はない。金利政策等を見極めながら進めていく”
とのことだったので、2021年竣工予定は予想よりかなり早いです。

特筆すべきはその規模です。
単一テナントながら、延床面積4万3,500平方メートルというのは、広島市最大規模のオフィスビルになります。(ab-hiroshima.com調べ)

高さも94mと、2012年に完成した、北側の「広島トランヴェールビルディング」を大きく上回ります。


(2012年4月撮影、広銀本店は画像右)

ここに同じくガラス張りの19階建て・94mがそびえ立つと、
“広島経済のヘソ”とも言われる紙屋町交差点の雰囲気もガラリと変わるのではないでしょうか。

一般のテナントオフィスビルでもこのくらいの規模のオフィスが出てくるといいのですがね。

 

ガラスとルーバーを基調とした外観は新たなランドマークになること間違い無しですね。
四隅に設ける「エコボイド」は吹き抜けで、熱を建物上部に逃し自然換気を促す珍しい構造も興味深いです。

昨年広島銀行は、中区国泰寺の空きビルに「大手町支店」を開設しました。
こちらもガラス張りで、美しい外観の建物にリニューアルを行っています。

 


(2016年11月撮影)

 

来年4月から今のビルの解体工事を始めるとのこと。
工事中は、以前報じられているように、
南区の南区西蟹屋町の「ひろしまMALL」跡に本店営業機能を移すそうです。


ひろしまMALL(2016年12月撮影)

 

新本店ビル建設によって、市内に分散しているグループ会社も集約することを考えているそうです。
これによってまた新たなスクラップ・アンド・ビルドの流れが生まれれば理想的です。

紙屋町地区では、2020年度の完成を目指す、サンモール一帯の再開発も予定されています。

多忙のせいで大きなニュースをスルーしたままになっていたので、まとめて更新していきます! 今年明らかになった巨大プロジェクトの一つに、広島の中枢である紙屋町地区の一帯再開発のニ

紙屋町が活性化する非常に明るいニュース。楽しみにしたいです。

 

広島銀行新本店ビルは、2021年1月の竣工予定です。

 

参考までに。

・NHK広島放送センタービル:3万6,100平方メートル
・広島トランヴェールビルディング:2万9,000平方メートル
・ドコモ広島大手町ビル:2万8,700平方メートル
・広島ビジネスタワー:2万8,400平方メートル
・スタートラム広島:2万6,100平方メートル
・平和大通り電気ビル:2万4,600平方メートル
・広島イースト オフィス棟:2万4,300平方メートル
(広島市役所:4万9,200平方メートル(総計?)5万123平方メートル(行政棟))※訂正

 

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