コメントで教えていただいてました。ありがとうございます。
広島銀行は、中区紙屋町の「広島銀行本店ビル」の建て替えを検討していることが分かりました。
本店ビルは地上9階・地下2階で、延床面積約2万9,000平方メートル。
耐震化工事を済ませており、今すぐに建て替える必要はないが、金利政策等を見極めながら進めていくとのことです。
建て替える間の本店の一時移転先として、「ベスト電器広島店」などが入っていた、南区西蟹屋町の
「ひろしまMALL」を取得していたことも明らかになりました。
【中国新聞】:広島銀 本店建て替え検討
2017年2月8日付 中国新聞朝刊紙面より
色々と驚きのニュースです。
昨年末に取材して1月に紹介記事を更新したひろしまMALLが、広島銀行に取得されていたとは。
広銀が購入する前は大手建設会社が土地を取得していたという部分も気になります。
本店の建て替え構想という新しい話題も出てきましたね。
本店が建つのは広島市中心部の中でもど真ん中の紙屋町。
写真は昨年9月、カープが25年ぶりリーグ優勝を決めた記念の巨大バナーが掲げられている様子。
2012年に完成した広島トランヴェールビルディングのすぐ南側です。
仮に60mのビルに生まれ変わればトランヴェールとも肩を並べることになります。
ただ、本店ビルは延床面積約2万9,000平方メートルと、9階建てながら規模は現状でも大きい部類だったことは知りませんでした。
事業拡大を続ける広島銀行に、新本店ビルの高層化、大規模化に期待したいです。
鯉城通りを挟んだ西側ではサンモールを中心とした紙屋町2丁目再開発が動き出している他、
この春からエディオン広島本店本館ビルの建て替えがスタートします。
近い将来大きく街並みが変わる地区となりそうです。
広島銀行は新聞記事にもある通り、耐震化工事は実施済みのようで建て替えは喫緊の課題というわけではないようです。
ひろしまMALLは、建替え中の仮本店として使うことも一つの選択肢として、
同様に老朽化している研修所(西区己斐上)や社員寮の移転先の用途で使うと見られています。
続報があればまた更新します。
余談ですが、同じように老朽化しているとみられる、銀山町のもみじ銀行本店にもこういった動きがないものか気になるところですね。
下の画像は、同じ中心部に立地する金融機関で近年新築された「中国労働金庫本店ビル」