広島駅ビル「ASSE」などを運営するJR西日本の子会社「中国SC開発」は、
10月に広島駅自由通路に面する区画にオープンさせる商業施設「ekie」の出店テナントを公開しました。
対象になるエリアは線路上空に設けられた約1,700平方メートルで、
ここを第1期エリアとして22店舗がオープンします。
また、南口駅ビル「ASSE」についても、「ekie」のオープンと同時にリニューアルされ新たなテナントが入ることも明らかにされました。
【JR西日本ニュースリリース】:ekie(エキエ)第1期線路上空エリア出店テナントとアッセリニューアル
NEW! 公式サイトもオープンしました。
【公式】:ekie(エキエ)広島駅
■ekie1期(線路上空エリア)出店テナント
■ASSE新規出店テナント・リニューアルテナント
(2)開発コンセプト
「広島の新しい目抜き通り」
広島の「目抜き通り」といえば、「本通商店街」をイメージする方が多いでしょう。中四国地方を代表する広域商店街である「本通商店街」は、週末には10万人もの人が訪れ、広島の街の賑わいの中心となっています。私たちは、広島駅自由通路と今回開発箇所を、「本通商店街」など街の中心部へとつながる
「広島の新しい目抜き通り」にしていきたいと考えています。(中略)
私たちは、新たな商業空間の開発を通じて、駅から街の中心部へ新たな人の流れを生み出し、広島に活力と賑わいを生み出していきたいと考えています。
今年春に報じられたように、ekie線路上空エリアには、
首都圏以外で初めての出店となる化粧品専門店「イセタンミラー」も出店します。
「Lindt Chocolat Boutique(リンツ ショコラ ブティック)」など中四国初出店のお店も複数進出となります。
その他、雑貨、ファッション、コスメなどの店が揃っており、駅ビルのASSEと同様、
20~30代の女性がメインのターゲットのようですね。
また、セブンイレブンやスターバックスコーヒーは、すでに駅構内にお店がありながら
この自由通路上のekieにも出店となります。
広島駅の乗降客数は1日あたり14万人程度。これだけの多くの人が往来する場所ですから、需要はたくさんあるのでしょうね。
ekie内の店舗配置図はこのような感じだそうです。
スタバやセブンは自由通路に面した位置に。
回遊する通路に沿って専門店が並ぶのは一般的な商業施設と同様です。
位置関係を分かりやすくするために、出店計画書の平面図に
今回の配置図をはめ込んでみました。
在来線改札「中央口」を出てすぐ正面に、記事前半のイメージ図のような入口が来るようです。
このエントランスはLEDと広島県産のヒノキの間伐材を使った、パネルで仕上げられるとのこと。
スターバックスなどがある北側は、自由通路やekieから屋上駐車場に繋がる連絡通路になるようです。
在来線中央改札付近です。
今は通路の半分程が閉鎖されていますが、完成時にはここが広がりekieの入口が設けられます。
「ekie」第1期のオープンは大店立地法の手続きが問題なく進めば、
自由通路の全面開業日と同じ、10月29日(日)となる予定です。
新幹線高架下を開発する「ekie」第2期では、
既存店舗と合わせおみやげ・飲食店などが80店になります。
報道では、こちらは2018年3月までに開業と伝えられています。
楽しみにしたいです。