広島市は、JR西日本とUR都市機構と共同で、JR広島駅の大規模改良工事を進めてきました。
①南北自由通路の整備、②橋上駅舎・線路上空店舗の建設、③駅北口ペデストリアンデッキの整備、④北口広場の再整備etc.
これらを一気に整備する”50年に一度”と言っても過言ではない大型プロジェクトでした。
このブログでも着工時から工事の様子を追いかけ続け、2017年10月29日、無事完成記念式が執り行われ、
すべての施設が供用開始となりました。
自由通路は全面開業しましたが、新幹線高架下の「ekie第2期」エリアの開業までがこの事業です。
今回のトピックはタイトルのとおり、「デジタルサイネージ」。
自由通路内の商業施設「ekie」側に、短期間でデジタルサイネージが設置され、
12月20日から早くも稼働を開始しました!
自由通路上、改札中央口付近から。
こちらです!かなり目立ちます!
自由通路東側の「ekie」に面して上部から支持具で吊り下げられるように、液晶モニターが取り付けられました。
ズラリ!
同じ画面が一列にズラーッと並ぶ、”これぞデジタルサイネージ!!”という光景が広がっていました。
両面に設置されているので1箇所につき2枚。合計12枚の液晶パネルです。
近くから。
遠くからも近くからもお分かりかと思いますが、実際目にするとかなり大型です。(ある資料によれば70インチ!)
狭額縁なので、非常にスッキリと広告を映し出します。
さらにモニターを固定する器具にご注目。
ここも新しい広島駅のコンセプトである「折り鶴」をモチーフにした三角錐のデザインが取り入れられました。
これは予想していませんでした。カッコよすぎでしょう…。
北口方向から振り返りました。
かなり明るい自由通路内でもこのように良く目立っています。
広島駅は今回の一大リニューアルにより、柱の化粧板にデジタルサイネージが多く設置されてきました。
自由通路内にもこの通り大量に設置されたことで、ますます華やかになってきました。
1日14万人の鉄道利用者に加え自由通路を通過するだけの人も多数。
これだけの広告媒体が設置されるマーケットと捉えられているのは喜ばしい事ですね。