相生通り沿いの広島市中区幟町で、交差点を挟んで広島三越の向かいに立つ「新広島ビルディング」の建て替え工事が始まっています。
既存ビルの解体後、三菱地所が地上14階のオフィスビルを新築します。
名称は従来からの「新広島ビルディング」が新しいビルにも引き継がれる予定です。
前回の状況です。
ビルを建設する三菱地所は、12月1日、
公式ホームページでビル着工を知らせるリリースを出しました。
コメントでも教えていただいておりました。ありがとうございます。
【三菱地所】:「新広島ビルディング建替計画」着工-広島市中心部の好立地に高機能・環境配慮型オフィスビルを建設- (PDF 559KB)
当初の予定通り、12月1日付で着工が発表されました。
建築基準法が定める耐震基準の1.25倍の耐震性能を持つオフィスビルとなるようです。
1~2階は店舗となっており、以前から営業していた「百十四銀行」の再入居がすでに明らかにされています。
外観のイメージ画像は今回初めて公開されました。
新しさが感じられない…。
三菱地所はこれまで広島に4棟のオフィスビルを建設しており、
最も最近に完成した「広島鉄砲町ビルディング」が全面ガラス張りの開放的なデザインでした。
建て替えられる「新広島ビルディング」とは目と鼻の先です。
今回の場合は敷地を所有している「神戸広島ビル」から三菱地所が定期借地権を得て建てられる事もあり、
予算的な条件は鉄砲町とは異なるのかもしれません。
ちなみに、中国新聞によると、「新広島ビルディング」の建て替えにかかる費用は、30億円台後半と書かれていました。
昨日、現地の様子を見てきました。
イメージ図とほぼ同じ角度。
賀茂鶴オアシス前から。
一応工期ということで着工が発表されましたが、まだ解体工事が進められているところです。
ヤマダ電機LABI付近から、引きの構図で。
地上14階、高さ59.9mなのでこの近辺では存在感のある建物になると思います。
延床面積は11,500平方メートルで、オフィス不足により空室率が低下している市場にとって注目される物件の一つとなります。
新しい「新広島ビルディング」は2019年10月の竣工です。