新型コロナウイルスの新規感染者数はひとまず落ち着きを見せるようになりました。
緊急事態宣言の解除、及び休日を含む外出自粛要請の解除に伴い、
当ブログでは三密を避け、「新しい生活様式」に沿った最小限の取材を再開します。
広島市西部の交通結節点である西広島駅では、
アストラムラインが延伸されるのに合わせ、一気に駅本体と周辺のブラッシュアップが一気に動き出しています。
・JR西広島駅の南北自由通路の整備・橋上駅舎の整備(2022年度末開業予定)
・駅南口の約1.8haに、商業・教育・交流施設や100m級タワーマンションを建設する再開発(当初2022年度開業予定)
・アストラムライン西広島駅までの延伸整備と、北口一帯区画整理(2030年前後接続予定)
【広島市】:西広島駅自由通路等の整備について
前回の状況です。
今回からタイトルを変更しました。JR、広電、再開発それぞれ変化がある時に単独で紹介します。
ダイジェスト動画を作成したのでお楽しみください!
以前より駅前広場の東側に建設中だった工事の期間中の仮駅舎が完成し、3月29日より供用を開始しました。
【JR西日本】:西広島駅南口仮駅舎のオープンについて(PDF形式80キロバイト)
仮駅舎の開業に伴い、これまでの駅舎部分は仮囲いで閉鎖されました。
今までご苦労さまでした。
東側に完成した仮駅舎です。
鉄骨2階建てで2階には駅事務所が入る、仮駅舎にしてはしっかりした建物です。
1階には従来の場所から移転してきたコンビニ(セブンイレブン・ハートイン)とみどりの窓口、そして改札口が設けられています。
改札を入ったところの様子です。
以前まだ建設中の時に、フェンス越しに眺めていた場所です。
仮設とはいえ、サインはJR西日本の最近の様式(黒地に白)になりました。
仮駅舎と従来の階段の間に、仮設の通路が設けられました。
このレールと木材で作られたレトロな階段も、橋上駅舎新設によって退役ですね。
2・3番のりばから、広島方面を振り返りました。
仮駅舎と階段の位置関係など、今通ってきた場所がお分かりいただけると思います。
一方こちらは岩国方面です。
ホーム上を覆っていた上屋が大胆に撤去されていますね。
この先にあるのが、かつての改札口。
全く見る影もなくなっていて驚きます。
上屋が撤去されたのも、大きく変わったと思う要因でしょうかね。
ちなみに前回撮影したものがこちら。
今回。
ただ、鉄骨が組まれていますので、これから仮設の上屋も作られるようです。
完成時にはこの真上あたりが橋上駅舎の西の端になります。
延伸されるアストラムラインの高架橋がホーム上空を交差し、南口駅前広場まで乗り入れてくることもあり、
他の橋上化された駅に比べ若干西寄りにJRの橋上駅舎が配置されています。
【JR西日本】:山陽本線 西広島橋上駅舎・自由通路整備工事の本体工事着手と安全祈願祭りの開催(PDF形式190キロバイト)
JR西広島駅の自由通路整備・橋上化工事は、
2022年3月に橋上駅舎などが暫定開業、2022年度末に自由通路などが全面開業する予定です。