広島市西部の交通結節点である西広島駅では、
アストラムラインが延伸されるのに合わせ、一気に駅本体と周辺のブラッシュアップが一気に動き出しています。
・JR西広島駅の南北自由通路の整備・橋上駅舎の整備(2022年度末開業予定)
・駅南口の約1.8haに、商業・教育・交流施設や100m級タワーマンションを建設する再開発(当初2022年度開業予定)
・アストラムライン西広島駅までの延伸整備と、北口一帯区画整理(2030年前後接続予定)
8月になっておりますが、この記事は7月末に撮影したものです。
遅くなり申し訳ありません。
前回のレポート記事はこちら。
事業概要
【広島市】:西広島駅自由通路等の整備について
【西広島駅自由通路等の整備】
自由通路等の概要 | ・延長:約110m(うちJR山陽本線横断部 約40m) ・幅員:8m(一般部)、2.5~3.0m(階段部) ・昇降設備(自由通路):エレベーター2基、エスカレーター4基 ・昇降設備(橋上駅舎):エレベーター2基、エスカレーター4基 |
デザインほか | ・内装には天井や壁の一部に木材を多様し、木漏れ日のように太陽光が差し込む ・外観は地名「己斐」の由来となった黒い鯉の言い伝えをもとに、黒に近い灰色を基調に ・自由通路に面した西側にはJRが店舗を誘致 |
着工予定 | 2019年度 |
開業予定 | 暫定開業:2022年3月(橋上駅舎など) 全面開業:2022年度末(自由通路など) |
事業費 | 約59億円 |
前回の記事で、北口の区画整理についても詳しく知りたいとのコメントを頂きました。
近々西広島駅についてもプロジェクト概要をまとめたページを作成します。
当面は広島市の公式HPをご覧いただけたらと思います。
【広島市】:西広島駅自由通路等の整備について
階段・エレベーターなど設置進む
南口広場から。
広電会館跡地「コイ・プレイス」から撮影しています。
目の前まで近づき自由通路を見上げてみました。
木材を使った天井と東側に設けられた明り取りの窓が、天気のおかげで前回よりもはっきりと見ることができました。
供用時の想像が膨らみますね。
仮駅舎の前から。
敷地ギリギリまで駅舎が建ちます。
改札内に入りました。
橋上駅舎となる人工地盤の下で、エレベーターや階段・エスカレーターの設置工事が進みます。
2・3番のりばに移動しました。
階段やエレベーターの外装パネルはグレーとも言えない、少し茶色がかった落ち着いた色合いになっています。
岩国方の階段部分には、拠点駅以外では珍しくエスカレーターも設置されます。
3枚目の画像の右側がエスカレーターですね。
ホーム端部にかけて。
橋上駅舎より外側の部分です。本設の上屋が設置されました。
1番のりばの様子も。
こちらもエレベーター、階段・エスカレーターの設置が同じように進みます。
改札近く、現在の跨線橋の階段と向かい合う部分。
来年3月にはこの橋上駅舎の改札内コンコースが先行開業し、
機能が移った後現在の階段が解体され、広島方の階段が設置されます。
ホーム上の照明など。
照明とケーブルラックを兼ねたものが連なります。
JR西広島駅の自由通路整備・橋上化工事は、
2022年3月に橋上駅舎などが暫定開業、2022年度末に自由通路などが全面開業する予定です。