広島駅南口再整備・駅ビル建替工事 2020.07(Vol.10) 解体に向け足場設置!『ASSE』の文字消える

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。
従来の駅ビル「ASSE」は建て替えのため、2020年3月に閉館しました。
建て替えられる新ビルは地上20階建てで、ホテルや商業施設、シネマコンプレックスを備える複合ビルになる予定です。

また、路面電車が現在の猿猴橋町を経由するルートから駅前大橋線を経由するルートに変更されるとともに、新駅ビルの2階に高架で乗り入れることで、JRとの乗り換えの利便性が向上するなど
賑わい創出と都心同士(紙屋町・八丁堀地区)のアクセス性向上に大きく貢献する存在になります。
2025年春の開業を目指します。

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、15日共同で会見を開き、 検討を進めてきたJR広島駅南口広場再整備事業に関し、建て替えられる新しい広島駅ビルの概要とイメージパースを公開しま

 

完成イメージ(広島市)

 

前回の状況です。

広島駅南口再整備・駅ビル建替工事 2020.07(Vol.9) 仮囲いを活用した巨大メッセージが登場!

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。 従来の駅ビル「ASSE」は建て替えのため、2020年3月に閉館しました。 建て替えられる新ビルは地

 

先日、第9回の更新をお届けしていますが、この2日の間に変化があったので速報的にお知らせします!

 

既存の駅ビルの外観に大きな変化の兆候が見られました。

嗚呼、ついに・・・
現在の駅ビルの解体に向けて、とうとう外観が足場で覆われ始めています。

 

これにより、長年親しまれた駅ビル商業施設「ASSE」の文字も見えなくなりました。

 

3月末の閉店から内装の撤去が進められ、いよいよ外装と躯体の解体工事もこの夏から本格化しそうですね。
程なくして全体が足場と白い防音パネルで覆われることになるでしょうから、今の外観が見られるのは本当に今が最後です。

中心駅の建て替え自体、50年に一度レベルなので、こうして駅ビルが無くなっていく瞬間を見ることなんて一生のうちに一度だけかもしれません。

 

こちらは、駅ビルの西に隣接する旧「ホテルヴィアイン広島」。

 

駅ビルとともに解体され、新駅ビルの建築範囲の一部となるため、
今年春に北口に新築移転を完了させました。

既存のホテルの建物には、駅ビルと同様に足場が設置され始めており解体工事の準備が行われています。
このホテルも駅ビルも解体されて無くなったら、広島駅は一体どんな景色になるんだ…
半年後にはほぼ更地になっているはずです。その光景もとても興味深いです。

 

なお、左手の仮囲いは駅ビルではなく、日本郵政による(仮称)広島駅南口計画の用地です。

広島駅ビル「ASSE」は今年度の解体工事を経て、2021年2月に着工予定、
路面電車の駅前大橋線は2020年11月に着工予定で、
新駅ビルと駅前大橋線は2025年春の開業予定です。

 

 

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