新型コロナウイルスの新規感染者数はひとまず落ち着きを見せるようになりました。
緊急事態宣言の解除、及び休日を含む外出自粛要請の解除に伴い、
当ブログでは三密を避け、「新しい生活様式」に沿った最小限の取材を再開します。
JR西日本は広島駅南口広場に面したビジネスホテル「ヴィアイン広島」が、
路面電車の高架乗り入れを含む広島駅南口広場再整備により駅ビルと一体的に建て替えられることに伴い、
代替となる「ヴィアイン広島新幹線口」を整備を進めてきました。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、当初2020年4月26日の開業予定だったものが延期されていましたが、無事、2020年6月8日(月)に開業となりました。
客室数は250室で、従来の南口のホテルと同規模(256室)となります。
【JR西日本】:「ヴィアイン広島新幹線口(仮称)」開発(2020年春 ホテル開業予定)
前回の状況です。
外観が完成した姿はほとんど前回の記事でお見せしたので、
今回は夜間、明かりがついた状態を収めにいきました。
広島駅北口ペデストリアンデッキから。
完成・開業した「ヴィアイン広島新幹線口」の外観です。
低層部がライトアップされていますね!かつて低層の事務所があった頃から考えると、ちょっと華やかになりました。
二葉の里の駅西高架橋北詰交差点付近から。
こうライトアップしてくれると、”裏側感”のようなものが抑えられ連続性が生まれます。
最上部の銘板も当然発光します。
エキキタの代表的なホテル4棟。
一番左の「ダイワロイネットホテル広島駅前」はオフィス部分しか写っていませんが。
元のグランヴィアに加え、シェラトン、ダイワロイネット、そして南口からヴィアインが移転し、様変わりしました。
こうしてみると、北口は一般の人からしてもホテルの印象が強いのでしょうか。
なお、南口駅ビルの建て替えにより、もう一つのJRグループのホテル「ヴィスキオ」が建設される予定です。
ホテルのエントランスは二葉通りに面した北側に、控えめに設けられています。
建物の1階東側には、喫茶チェーンの「コメダ珈琲」が出店しました。
たまたま同じ場所、同じ角度から撮った写真がありました。
こんなところにコメダ珈琲が。本当に様変わりしました。
最後に、広島テレビ及びグラノード広島横の公開スペース「エキキターレ」から。
ここが本当に新幹線口かよ(笑)
10年前の私が見たら驚愕するでしょうね。
「ヴィアイン広島新幹線口」の開業により、広島駅北口で動いていた開発は一旦全て完了しました。
とはいえ、今後移転が進むJR西日本広島支社用地など、再開発の芽は撒かれている状態です。
広島駅と直結するポテンシャルの高さを活かし、まだ見ぬエキキタの姿も楽しみにしたいです。
また、元々南口駅ビル横にあった旧「ヴィアイン広島」。すでに閉館しましたが、これで代替施設が整いました。
北と南で連動する再開発事情を、これからも追いかけていきたいです。