広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。
従来の駅ビル「ASSE」は建て替えのため、2020年3月に閉館しました。
建て替えられる新ビルは地上20階建てで、ホテルや商業施設、シネマコンプレックスを備える複合ビルになる予定です。
また、路面電車が現在の猿猴橋町を経由するルートから駅前大橋線を経由するルートに変更されるとともに、新駅ビルの2階に高架で乗り入れることで、JRとの乗り換えの利便性が向上するなど
賑わい創出と都心同士(紙屋町・八丁堀地区)のアクセス性向上に大きく貢献する存在になります。
2025年春の開業を目指します。
前回の状況です。
事業の概要
地上部の鉄骨工事が始まる目前の駅ビル用地
南口全体です。
新駅ビル敷地東側の状況から見ていきます。
EKI CITY HIROSHIMAから。
たくさんの鉄骨の頭の部分が見えています。
画像は22日(日)に撮影したものですが、週が開けた翌23日(月)、
この敷地東側部分でついに地上部分の鉄骨工事が始まったようです!
広島ホームテレビが公開しているライブ配信で、リアルタイムの状況を見ることができます。
5/26時点で、確かに鉄骨が2層分組まれ始めているのが確認できますね!
撮影したこの状況は、地上に姿を現す前の最後の姿となりました。
鉄骨工事が始まればあっという間に景色が変わっていくことでしょうね。
今週末に撮影とは別の用事で広島に行く予定があるので、ついでにここだけ見てこようと思います。
ビルの南端部分。
JPビルディングの全体がここから見えるのも今だけです。
続いて駅ビル中央、駅ビル西側部分。
鉄筋が組まれコンクリート打設を待っています。
地下躯体の完成と地上部工事の着手はこちらもそう遠くないでしょうね。
コンコース増床部分のが見えるように
在来線コンコースに移動しました。
1番のりばと2番のりばの間の上空を増床して待合スペースなどを作る工事を行っています。
仮囲いが外れ、ついに外観が見えるようになってきました!
近くで見るとこのような外観です。
自動ドアが付いています。内部は冷暖房完備となるでしょうね。
この増床工事に伴い、1番のりばの岡山側に下りる階段も橋上駅舎に取り込まれるような形にリニューアルされています。
このあたりは前回4月とあまり変化はないですね。
工事のため休止していたエスカレーターが使用できるようになりました。
こちらは2・3番のりばへの階段・エスカレーター。
待合スペースの窓ガラスも一部見えています。
4月の時点では足場は一度撤去されていたのですが、再びこのように設置されていました。
この画像は、改札をでて同じ増床区画を自由通路側から見たものです。
こちらも仮囲いが外れてきました!
増床区画のうち、改札内の待合スペースとして使用するのは一部分だけで、
このように自由通路側にも入口が設けられ、店舗か何かに使用されるスペースが生まれます。
新駅ビルの完成のタイミングで入れ替わりはありそうですが、観光案内機能を持った総合インフォメーションは、こちら南口側にも欲しいです。
在来線の待合スペースは2022年夏頃までの開業予定、
路面電車「駅前大橋線」のターミナルと一体となった新広島駅ビルは2025年春の開業予定です。
駅前大橋線画整備される駅前通りの状況も近々ご紹介します。