広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。
西側の改札内コンコース部分が2014年11月に先行して開業しています。
【JR西日本】:JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅改良工事(広島橋上駅新築他工事)
本当は昨日更新したかったのですが。
昨日11月2日で、広島駅の新しい跨線橋の供用開始から丸一年が経ちました。
祝 新跨線橋開業! 広島駅改良工事 【通路・店舗編】
超早いですね。まだ昨日のことのように覚えてますよ(笑)
この1年間で、駅を始めとして広島地区におけるJRもあらゆるものが変わりました。この凝縮具合もあって余計に早く感じるのかもしれません。
前回の状況です。
広島橋上駅新築他工事 2015.08(Vol.57)
今回は10月末に撮影した内容になります。9月は更新できなかったので2ヶ月ぶりとなります。
今回は新幹線口屋上駐車場から。
ここからの撮影は久しぶりです。
1年前の跨線橋部分開業時と比べて眼前のあらゆるものが様変わりしています。
旧跨線橋の階段はほぼ全て姿を消し、橋桁だけが残された形になっています。
新しい橋上駅舎の鉄骨はその橋桁のすぐ近くまで拡大しました。
背後にはここ1年で成長した南口再開発BブロックとCブロックの建物が見えています。
駅構内に移動します。1番のりばから、拡大を続ける東側の駅舎を。
将来の駅ビルの建て替えを考え、2・3番のりばの上空までの範囲で建設されています。
画像左側の部分では橋上施設を支える基礎工事が行われています。(行われた後かも)
続いて2・3番のりばから。
新幹線口屋上駐車場からの写真でも確認できたように、この部分から建物の天井を構築する工事が始まっています。
この辺りの上空一帯が商業施設になります。
左側に鉄骨が見えていますが、最も東端から中央に向かって行われていた鉄骨工事がここまで拡大しました。
2枚目の画像のように少し離れると分かりやすいですが、ここだけ支柱の位置が少し南北方向にずれています。
旧跨線橋からわずか1~2m程のところまで到達しています。
比較的程度の良い元の跨線橋を、完成時の橋上駅舎の構造としてそのまま使用するの可能性も無くはなさそうです。
4・5番のりばから拡大部分を。
ジャンプすれば飛び移れそうな距離まで来ていますが、果たしてどうなりますかね。
少し前後しますが、ここから拡大した駅舎以外の部分について取り上げていきます。
まず1番のりばの東側の状況です。
こちら側の階段が解体され、もはやどこだか分からないような状況になっています。
さらに、ホーム東側で営業を続けていた散髪屋閉店し、ホームの半分がこのように閉鎖されました。
こちらは2・3番のりば。
橋上駅舎の最も東側になります。
スラブが設置されて暗くなりました。2番線が面する方に鉄骨が張り出し、波板の屋根が設置されています。
同じ2番線の西側は他ののりばと同じように白い化粧板によって覆われていますが、少し構造が違います。(画像)
ここは1番のりばのように化粧板が取り付けられないような気配です。。
7・8・9番のりばです。
8番のりばが切欠きホームになっているので、その終端部はこのようにかなり広くなっています。
2・3番のりばと同じように直接照明が吊り下げられているのが気になりますが、化粧板が設置され綺麗になるのを楽しみにしたいです。
広島駅のレポートは以上です。
それにしても構内の撮影していた3~40分の間に、新型車両の227系が来るわ来るわ…
広島駅の新跨線橋開業に伴うリニューアル、そしてこの新型車両の集中投入が、この一年でJRのブラッシュアップを象徴付けました。
周辺の街並みも合わせて、数十年の遅れを一気に取り戻しています。
今後もこの変化を追い続けていきたいです。