「新白島駅」はJR山陽本線の広島~横川間、広島高速交通(アストラムライン)の白島~城北間にそれぞれ建設される新駅です。
両者の乗換駅として2015年春の開業を予定しています。
【広島市】:白島新駅設置の取組状況
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:白島新駅(仮称)建設工事
前回の状況はこちら。
白島新駅建設工事 2014.10(Vol.17) 駅の正式名称が決定!
新駅アストラム側となる長寿園南館口交差点から。
JRとアストラムの両新駅を連絡する通路を覆う「鋼製シェル」は、相変わらず足場やシートで覆われています。
ですが内装の工事はかなり進んできているようで、横断歩道の中央分離帯からは作業用のライトに照らされるアーチとそこに開いた穴がはっきりと確認できました。
おお!
美しいかどうかは意見が別れるかもしれませんが、天井高も高く結構インパクトがありました。
この大きなアーチは事業費縮減のため新幹線高架橋側の横断歩道までは届かない長さに短縮されてしまいました。
当初の予定通り造られていればと思うと惜しいです。
当初案のイメージはこちらから見られます。
【シーラカンスアンドアソシエイツ】:New Hakushima Station Project
右側には地下のアストラムのホームへ降りる階段となる鉄骨が見えます。
イメージ図通りであれば完成時はここはガラス張りとなり、中央分離帯からこの吹き抜けが見下ろせるようになるはずです。
振り返り、シェルの南端を見てみます。
こちらもアーチの内装や丸穴が確認できますね。
国道の東側をJR線に向かって進みます。
南側からのメインエントランスです。内装工事が引き続き行われています。
北に目を向けてJR新白島駅をじっくり見ていきます。
新駅の駅舎の外装が見えるようになってきました!
完成予想図と同じ角度から。
連絡通路や歩道上の階段・エレベーターからJR線下り岩国方面へ乗り換える場合、ここを通ることになります。
改めて考えると、アストラムや連絡通路は丸い穴、JRの駅舎は四角い穴ということで対比させる意図があったのでしょうか。
こちらは東側の盛土上の駐輪場とを行き来するための通路が確保されています。
北口に出ました。
上りホームの先端です。右奥に北口駅舎が見えています。
以前まで手前には病院の植栽があったのですが、これが撤去なされたようで”引き”の画が撮りやすくなりました。
国道側に移動して北口駅舎の様子です。
こちらはまだ外装の工事が続けられています。
駅舎の東側から。
駅舎に沿って幅1mほどの庇ができるので、南北の連絡通路からほぼ雨に濡れずに乗り換えができます。
こちらは国道西側の上りホームです。
大きな工事は終わっています。
横川駅の方を振り返ると、新たに設置された信号機が稼働しているのが見えました。
この先の横川駅の配線工事もまた近々見にいきたいと思います。
来春の新駅開業まで3ヶ月ほどとなりました。
コメント下さったペーロケさんによると、アストラムの新駅となる地下ホームも囲いが撤去されてのりばが確認できるようになったとのことです。
どうやら他の駅とは異なりドア部分以外はコンクリートの壁になるそう。
若干閉塞感は感じそうですが、その分天井が吹き抜けの部分があるので全く新しい雰囲気のホームであることに期待したいですね。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:白島新駅(仮称)建設工事