白島新駅(仮称)はJR山陽本線の広島~横川間、広島高速交通(アストラムライン)の白島~城北間にそれぞれ建設される新駅です。
両者の乗換駅として2015年春の開業を予定しています。
【広島市】:白島新駅設置の取組状況
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:白島新駅(仮称)建設工事
本日、新駅の正式名称が発表され、
JR西日本・アストラムとも同一の「新白島駅」となることが分かりました。
コメントでも複数教えて頂いていました。ありがとうございます。
【JR西日本】:JR山陽線およびアストラムライン 新駅名称などについて
今日行われた記者会見では新駅の駅名標も公開されました。
(2014年10月10日 TSS「スーパーニュース」より)
JR側の駅名標には、広島シティネットワーク内で導入されることとなったラインカラーが確認できますね。
山陽本線の広島~岩国間を表す赤をまとっています。
アストラムライン側はシンプルに白とグレーのモノトーンになるようですね。白い鋼製シェルのイメージと合わせたのでしょうか。
乗換駅として”駅名が同じ”であることは絶対条件でありましたので、両駅とも同一の「新白島」に決まったことにひとまず安心したいです。
今年4月に報道された際には、新駅を「白島」にして現在の「白島」を別の名称に改称することも検討されているようでしたが、
やはり駅の改名は混乱を生じさせることもあり採用されなかったようです。
「新白島駅」。シンプルでいいと思います。
さて、ちょうどいいことに先日撮影した新駅の画像がありますので公開します。
前回はこちら。
白島新駅建設工事 2014.09(Vol.16)JRの駅舎など
まずはアストラムラインの新駅と連絡通路から。
新駅の南端の「長寿園南館口交差点」の横断歩道を写しています。
アストラムラインの新駅地下プラットホームの工事のため、横断歩道の経路が北側へ迂回する形で変更されていました。
新駅の最大の特徴であるシェルの目前まで近づくことができます。
狭く見えますが、この部分は地下ホームから続く吹き抜けの空間になります。
中央分離帯から南側を振り返ると、ホームを形成する工事が行われていました。
こんな光景を見るのは初めてです。
オレンジ色の板はコンクリートを流しこむ型枠です。両脇をアストラムが走る軌道が入るボックスカルバートに挟まれています。
まさにこの部分がホームの空間になるわけですね。
横断歩道を渡り国道の東側へ移動しました。
シェルの側面には連絡通路への大きな横穴が口を開けていました。
ちょっと気持ち悪さを感じるくらい大きな穴です(笑)
南側から新駅を利用する場合には、先ほどの横断歩道を通り中央分離帯を進んでここから新駅に入ることになります。
右へ曲がればJR新駅(横断歩道橋)、左へ曲がればアストラム新駅の改札口です。
近くには新しい看板が設置されていました。
連絡通路(主に歩道橋)に関するお知らせです。
東側から連絡通路を望みます。
手前の作業車の搬入口になっている部分に階段とエレベーター棟が新設されます。
完成すれば雰囲気もかなり変わりそうですね。
線路の北側へ周りました。
JR新駅の北口駅舎ができるあたりです。
駅舎の基礎工事が始まりました。
北口駅舎のイメージ図は今回初めて公開されましたね。
単に階段とエレベーターが置かれるだけかと思いきや、ガラス張りでしっかりした造りです。
JR「新白島駅」北口イメージ(上記JR西日本公式HPより)
比較用に同じ角度から撮影してものも載せておきます。
(7月撮影)
イメージ図からホームの壁も確認できますが、こちら側でも一部窓が設けられるようですね。
国道の西側になりますが、その壁の取り付けが始まっていました。
かなり地味ですが最近の駅はこんなものですかね。
今回は以上です。
JR西日本とアストラムラインの新たな結節点となる「新白島駅」は来年春の開業予定です。
おまけです。