シリーズ「シティライナーで巡る 山陽線沿線開発」
今回は大野浦駅です。
JR西日本「宮島口」駅から岩国方面に2駅進んだ廿日市市の「大野浦」駅では、
昨年8月から南北自由通路の整備と駅機能の橋上化を行う工事が行われています。
議員さんのブログです。
【広畑裕一郎のがむしゃらブログ】:JR大野浦駅南北自由通路・橋上駅29年4月供用へ(廿日市市)
自由通路は長さ72m、幅3m。エレベーター2基と公衆トイレを新設します。
また、現在北口にある駅舎を橋上に移動させることで、北口広場の拡張と市道の拡幅も行われる予定です。
前回、着工当初の昨年8月に訪れた時の様子です。
JR大野浦駅、橋上化に向け着工
駅構内の跨線橋上から見下ろした様子。
ホーム東側(手前)の上屋が大きく撤去され、橋上駅舎の基礎工事が行われています。
1番のりばの改札寄りが最も大きく変化していますね。
工事中の箇所はもちろん使えないので、北側に仮通路が用意されています。
改札を出る前に、、
大野浦駅は岩国方面の電車が広島方面に折り返すことが出来る構造で、快速停車駅にもなっています。
休日は特に普通・快速の接続や大野浦止まりの列車がよく見られます。
岩国方面は大野浦以降、快速「シティライナー」も各駅に止まります。
逆に広島方面は止まらない駅が出てくるので、目的駅によってはここで乗り換えが必要になります。
ますます利便性の高いバリアフリーな駅舎が求められます。
駅舎の中に、工事の完成イメージが掲示されていました。
1枚目の画像は北口のイメージとほぼ同じ角度から撮影しています。
現在の駅舎が取り壊されることで、北口広場は少し広くなります。
南口に回りました。
1枚目はこちらも完成イメージ図と同じ角度で撮影しています。
駅前広場だけ先に整備されて10年以上。ようやくこの南口も本格的に機能するようになります。
2017年4月の供用開始予定です。
最後に。
このレールを使った跨線橋も、橋上化によって撤去されます。時代を感じますね。
今回の写真を15枚アップロードしています。PC推奨です。
【Flickr】:2016/04 大野浦駅橋上化工事