広島市の中心部にはそごう・福屋・天満屋・三越、広島駅までいけば福屋(広島駅前店)と、5つの百貨店がそれぞれしのぎを削ってきました。
そのうちの一つ、中央通り東側に位置する天満屋広島八丁堀店が12年2月をもって閉店すると昨日発表しました。
1973年に開店して以来、八丁堀交差点の顔でもあった天満屋ですが、
競合店の存在や、郊外型ショッピングモールの進出過多などによる採算の悪化は避けられなかったようです。
閉店後は建物の1~6階をヤマダ電機に賃貸するよう交渉しており、
7~11階の書店や美術画廊、レストランなどはそのまま入居を続けるとのこと。
日経新聞:天満屋、広島・八丁堀店を閉店 競合店多く採算悪化
突然のことで驚きました。
と同時についにこの時が来てしまったかとも感じました。。
やはり都心に買い物に来るお客さんの減少は深刻です。
行政で都心部の魅力アップを図りつつ、他の百貨店(とくに三越さん)はなんとか踏ん張ってほしいですね。
7階以上の「書店」は、昨年10月にオープンした丸善&ジュンク堂書店ですね。
ここの利用者は比較的多かったみたいですね。自分の知人にもよく行く人がいました。
閉店という事実を上回るくらい驚いたのが、やはりヤマダ電機の出店です。
確かに現在のパルコの隣よりは立ち寄りやすいかもしれないですね。
来年2月以降にここにヤマダ電機が入居するとして、今の店舗はどうなるんでしょうか。
天満屋へ移転ということになると、そちらの活用策をまた考えないといけないですね。
今ヤマダ電機が入っている建物はウィズワンダーランドと呼ばれ、イズミ(ゆめタウン)が所有しています。
丁度いいことにこの建物と細い道路を挟んで、先日閉館した宝塚会館が位置しています。
ウィズワンダーランドも老朽化しているはずですので、2つの建物で一体的な再開発ができないかと期待してしまいます。
どちらもビル(敷地)にも言えることは、とにかくただの空き地にして置いておかないで欲しいということですね。
可能ならば広島初進出のテナントを。。Appleストアとか来ないですかね・・・
同じく両ビルに言えることですが、建て替えるならば、外観にこだわってほしいですね。
広島の建物はどこか野暮ったいデザインばかりですから・・・
アリスガーデンの西側、ちょうど宝塚会館と真向かいにある「アクセ広島」の建物は本当に洗練されていて開放的です。
公式サイト:ACCES HIROSHIMA
若者が集まるスポットですので期待したいです。