前回は雨であまり撮れなかった広島駅の橋上化工事です。
また行って参りました。
まずは1番乗り場です。
1階の入り口改札付近。
右側には閉鎖されて改札内地下道へ通じる階段がありましたが、階段の”囲い”すら無くなりました。
奥に、横に通っている鉄骨がありますが、これより向こうの上空にはJR広島駅の業務を行う事務所があります。
以前の撮った画像にちょうどよく分かるものがありました。
https://ab-hiroshima.com/wp-content/uploads/old/201301hiroshimaeki-13.jpg
↑の真正面に見える茶色っぽい施設。
このたびの広島橋上駅新築他工事でこの施設も解体され、橋上駅施設の方に統合される予定となっています。
次回からここも注目してみたいです。
この1番乗り場から2番乗り場の方をみてみます。
以前7番乗り場にもあった鉄骨の立方体が現れました。
近くで見てみます。
鉄骨の真ん中にはブルーのネットで覆われた円筒状の鉄筋が確認できますね。
拙い知識ながら色々調べてもみると、これは杭基礎を打つ場所打ち杭工事の一つ、アースドリル工法という手法です。(と思います(笑))
ホームの下に掘った深さ数十メートルの穴に円筒状の「鉄筋カゴ」を複数繋ぎながら入れていき、
コンクリートを流し込めば杭基礎は出来上がります。
グレーの鉄骨と4つの黄色いクレーンは、その鉄筋カゴを吊るし下ろすためのものですね。
軟弱地盤の下の硬い支持層まで通常杭は打たれますが、実際深さはどれくらいなのでしょうか。
こちらは4,5番乗り場。
地下への階段があった場所です。こちらも囲いは無くなり大きな穴が空いていました。
一部がこうして歩けるようにもなっています。
橋上駅工事の完成後はこの階段は復活しないのかもしれません。
同じく4,5番乗り場の最も西側(横川寄り)には、先ほどの鉄筋カゴがいくつも置かれていました。
こうやって工事が進んでいくのを実感出来ますね。
7,8番乗り場から鉄筋が置かれている場所を見た様子。
手前の広く開いた空間に(ここに電車は停車しません)、先ほど2番乗り場で行なっていたような基礎杭を打つ工事が行われます。
既に杭打ちのための穴は明けられてるようですが現在は蓋がされて歩けるようにもなっています。
この辺りも、そろそろ行き来できなくなりそうですね。
さて、こちらは7,9番乗り場の西側。
2,3番乗り場で基礎杭を打っていたほぼ同じ位置です。
3箇所穴を開けたような跡がありますが、ここは1月下旬に鉄筋カゴを吊り下げる装置を確認していますので、鉄筋埋め込み、あるいはコンクリート打設まで済んでいるのかもしれません。
最後に2階コンコースの新幹線口に近い方から西側を。
写真は以上です。
どの乗り場にも線路と並行して3箇所杭を打つ工事が行われていますが、まさにその真上が自由通路の西側のJR橋上駅舎になります。
次回のレポも私自身楽しみであります。
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