可部線延伸開業は2016年春に。1年ずれ込み。

2015年春の開業を目指していた可部線の電化延伸路線ですが、
調整の難航により一年ずれ込んだ2016年春になる見通しであることが分かりました。
延伸は廃線になった路線の復活で、踏切の扱いなどを巡って
国交省への事業許可申請の提出が遅れていました。
 
【中国新聞】:可部線延伸区間開業16年春に (以下転載)

 広島市の松井一実市長は15日の記者会見で、広島市安佐北区のJR可部線可部―旧河戸間の電化延伸に関し、JR西日本から国土交通省への事業許可申請が「1、2週間以内に出る状況だ」と述べた。開業時期は、当初計画より1年遅れの2016年春にずれ込む見通しを示した。
 
 電化延伸の事業主体は、市やJR西日本などでつくる可部線活性化協議会。運行の前提となる国交省への事業許可申請について、松井市長は「最終の詰めの作業をしている段階」と手続きを急いでいることを強調した。
 
 当初は15年春のダイヤ改正に合わせた開業に向け、今夏までに許可申請し、秋に着工する予定だった。だがJR側の「廃線復活は全国初で慎重に検討している」との理由で許可申請がずれ込んでいた。
 
 このため開業時期も16年春の改正時に遅れる見通しとなった。松井市長は「(大規模な)ダイヤ改正は年1回。1回乗り遅れるため開通は少し後になると思う」と説明した。
 
 電化延伸計画の対象となっている可部―旧河戸間は、03年11月末に廃止。周辺の人口増を踏まえことし2月、市とJRが電化による復活で合意した。中間駅と終点駅を新設する。総事業費は27億円。国から3分の1の補助を受けて市が負担する。

 (ここまで)
 
 
記事の中にもありますが、廃止路線の復活というのは全国でも初めてのこと。
1年先延ばしは非常に残念ですが受け止めるしか無いですね。
今後はこれ以上先延ばしになどならないように、申請認可・着工まで調整を続けていただきたいです。


 

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