スクラップ・アンド・ビルドが加速する中心部や、大規模再開発が完了した広島駅周辺を収めるため、久しぶりに広島城に行ってきました。
天守閣は、広島市の中心部の北の端に位置し、近接する紙屋町・八丁堀のビル街を俯瞰できるので、
観光客でなくてもビル好きであれば十分楽しめるスポットかと思います。
2015年8月以来、およそ2年ぶりの訪問です。
天守閣入口です。
インバウンドの増加を反映しているのか、前回来たときよりも外国人観光客の姿がよく目につきました。
国内の観光客も多く、来場者数は増えているように感じます。
いきなり、天守閣最上部(第5層)からの眺望です。
目下に広がる緑とその背後に広がるコンクリートのビル群との対比が美しいです。
お城が都心に隣接する大阪や名古屋と似たものを感じます。
上八丁堀~広島駅方面です。
前回訪れた時はBブロックがまだ1/3も出来ていなかった頃でした。
B,Cブロックともに完成し、この距離でも存在感を見せています。
八丁堀方面です。
昨日更新した記事でも触れましたが、相生通りに建設中のオフィスビル「スタートラム広島」は、広島県庁東館と重なりほとんど姿を見ることは出来ません。
ただ、タワークレーンが生えた「建設中」の状態は残すことが出来ました。
クレーンがある期間はわずか1~2年しかありませんからね。
2枚目、「広島ビジネスタワー」の奥に見える建設中のビルが
白島通りに建設中の「カンデオホテルズ広島八丁堀」です。
白島通りには他にも同規模のホテルが2棟、建設が進んでいます。
完成すればこのあたりの景色も厚みを増してきそうですね。
南側、紙屋町方面です。
こちらも以前は大規模改修中だった「広島おりづるタワー」(旧広島マツダ大手町ビル)が完成した景色に。
2016年7月にオープンしたので、もう少しで1年になりますね。
広島城とおりづるタワー、どちらも心地よい風を感じられ、広島を違った角度から見つめることができる施設。
距離もそこまで遠くないので、両施設セットの入場券があっても面白いのではないかと思います。
3枚目の画像は、県立総合体育館「グリーンアリーナ」を写しています。
天気がいいので、背後には宮島・弥山のシルエットが浮かび上がっています。
北東、白島方面です。
あまり大きな変化はありません。
白島の「KKRホテル広島」が老朽化のため今年度をもって閉鎖されることが報じられました。
跡地利用などはまだ未定ですが、すぐ近隣に完成したトータテの分譲マンション「広島ガーデンシティ」が好評だった事を考えると、
同じく分譲マンションになる可能性は低くないでしょうね。
いかがだったでしょうか。
私はちょっとした観光気分も味わえて、ゆっくり広島の街を俯瞰できる広島城が好きなのですが、
やはり地元の人はなかなか行かないですよね。
展望タワーがほとんどない広島にとって貴重な存在だと思います。
もちろん城内の展示物も貴重なものばかりで、行くたびに「へぇー」と感心してしまうところも。
いわゆる「ニッポンブーム」でヨーロッパからの観光客にウケはいいはずですし、もっと評価されていいスポットではないかと思います。