広島市佐伯区の石内東造成団地に、4月27日(金)、イオンが展開する新業態のアウトレットモール
THE OUTLETS HIROSHIMA | ジ・アウトレット広島
がオープンします。
”アウトレット”としてのマリーナホップが衰退して以来、およそ13年ぶりの本格アウトレットモールです。
これまでの「イオンモール」とは異なる”地域創生型商業施設”とした「THE OUTLETS」の全国1号店となります。
オープンが近づき、公式サイトでは出店予定テナント一覧やフロアガイドも公開されました。
昨年10月、詳細が報じられた時の記事。
【公式】:THE OUTLETS HIROSHIMA -ジ アウトレット 広島-
【広島経済新聞】:広島に新ブランドデザインの「イオンシネマ」 「ジ アウトレット広島」核テナントとして出店
「THE OUTLETS HIROSHIMA」は大きく3つのコンセプトが存在します。
1.本格アウトレット
中四国最大級となる127店舗のアウトレットゾーンを設定。
2.エンターテインメント
通年型のスケートリンクやボウリング、最新VRなど天候に左右されないアミューズメント施設「プラザカプコン」、シネマを集積したエンターテインメントゾーン。
3.地域との出会い
山陽道ICに近く、大型旅客船が寄港する五日市港にも近い立地から広域集客を見据え、広島を代表する食のゾーンや、瀬戸内・山陰エリアの名産品を集めたショップを展開。
さらに飲食についても、「にしかぜダイナー」と名付けたエリアには、3つのフードコートを設けそれぞれ異なるテーマで展開します。
総店舗数は約200店舗、延床面積は約7万2,000平方メートルの大型複合商業施設です。
先週現地を見てきました。
立体駐車場は設けられないため、非常に広大な平面駐車場が広がります。
店舗周辺だけでなく、南側の造成された区画も駐車場となり連絡通路で繋がります。
造成団地が丸ごと商業施設になっていると錯覚します。
広島電鉄が造成し供給した、この「グリーンフォートそらの」には、「ジ・アウトレット」の他に住宅や広島の拠点郵便局などが立地しています。
東側駐車場前から。
まだクルマが1台もいない状態ですが、オープン直後に迎えるゴールデンウィークで、
とんでもない数の人が訪れることが予想されます。
近隣に出店しているイズミの「LECT」や、三井不動産の「アルパーク」がどの程度影響を受けるか、というところにも注目です。
当然、市内中心部への影響も懸念されます。
が、広島都市圏に無かった本格アウトレットモールと、その他新しい取り組みは純粋に楽しみにしたいところです。
公共交通機関のアクセスについては、このようになっています。
【公式】:アクセス
■無料シャトルバス
アルパークバスターミナル及び、アストラムライン「広域公園前駅」から。
■市内路線バス
JR西広島駅及び、八丁堀東急ハンズ前から。
■高速バス
福山市及び、山口県内から。
LECT(レクト)の時もそうでしたが、今度もアルパークから無料シャトルバスが出ます。
不思議な感覚ですがあのバスターミナル自体はアルパークの持ち物ではないので、アルパークとしては辛いところです。
「THE OUTLETS HIROSHIMA(ジ・アウトレット広島)」は、4月27日(金)、グランドオープンです。