モノトーン×5連接車両 広電の新型車両『グリーンムーバーAPEX』運行開始!

広島電鉄は、3月14日から路面電車の新型の超低床車両
5200形「Greenmover APEX(グリーンムーバーエイペックス)」の運行を開始しました。

広島電鉄は2013年から市内線の旧型車の置き換えを目的とした短い3連接の1000形「グリーンムーバーLEX」の導入を進め、現在14編成が在籍するまでになりましたが、
5200形「グリーンムーバーAPEX」は宮島線用で、「グリーンムーバーmax」以来、11年ぶりの5連接車両になります。

この週末に乗ることができたので、特徴を踏まえながらご紹介いたします。

プレスリリース時の記事。

広島電鉄は、2019年春に路面電車宮島線に 新型車両 5200形 「Green Mover APEX(グリーンムーバーエイペックス)」を導入することを発表しました。 51

宮島線向け5連接車両!

冒頭に書いたとおり、久々の全長30m、5連接の新型車両です。
18m3連接の1000形「グリーンムーバーLEX」もかわいさがありますが、5連接の長大車両は欧州の都市を走る車両そのもののようで、風格があります。

定員は約150人で、広島駅と宮島口を結ぶ2号線「宮島線」で運用されます。

 

車内案内表示は4ヶ国語に対応

 

車内の基本的な構造はこれまでのグリーンムーバーシリーズと大きくは変わりません。
黄緑の手すりがアクセントとなったビビットな空間になっています。

そして注目なのは車内表示装置。
各ドア上(計8箇所)には、日・英・中・韓の4ヶ国語に対応した、
スーパーワイドの液晶モニター(LCD)が設置されました。
画像は反射してしまいましたが、高い解像度のLCDで走行中の位置や駅名、行き先を4ヶ国語で交互に表示する内容はさながら地下鉄のよう。
外国人観光客が多く訪れる広島・宮島にとって必要だったこうした機能がようやく付きました。

 

外観

 

これまでの広島電鉄の超低床車両の中で一番好みのデザインです!はい。

白とグレーのモノトーンな車体に、黄緑のアクセントが入るデザインは
これまでのフレンドリー路線にはない非常に上品な印象です。

 

特筆すべきはもう一つ。

 

LED方向幕(行き先表示)が、これまでのオレンジ一色のものから「白色」に変更されました。
オレンジよりくっきりしていて見やすいとは思いますが、せっかく系統番号ごとに色が違うのですからフルカラーにして色で直感的にわかるようにしてほしかったですね。
(白が出せる=すべての色が出せる、というわけではないのでしょうか?)

 

宮島線の始発駅と終着駅から。

 

1枚目は広島駅から、エキシティ広島の「蔦屋家電」と合わせて。

2枚目は広電宮島口駅でのショット。
隣のホームにいるのは5100形「5101号」。「5201号」(APEX)とトップナンバー同士の並びになりました。

 

乗車しての感想ですが、これまでの5100形、1000形の完成度が高く、基本的に同じ構造の5200形も”何かが大きく違う”感覚はありません。非常にスムーズで加減速がシームレスです。
一つ違うと思ったのは、停車寸前にこれまでのシリーズはブレーキが自動で緩められて最後にギュッと停止するような制御が働いていたのですが、
新型はその感覚がほとんどなく、とても滑らかに止まるようになったように感じました。

新たに導入された車内LCDですが、表示内容自体は必要にして十分なのですが、
大きさは小さめで場所によっては中吊り広告と重なって見にくいところもあり、配置の工夫の余地はあるかなと感じました。

 

5200形「グリーンムーバーAPEX」は、今月末までにもう1編成投入され、営業運転を始める予定です。

先日JR広島駅の建て替え計画の詳細が明らかにされました。
2025年春に開業予定で、広島電鉄の路面電車は駅前通りを通り高架で広島駅の2階に直接乗り入れます。
その頃には、さらに本数が増え置き換えが進んでいると思われます。

洗練されたデザインの車両が駅ビル2階に直接入ってくる来訪者を迎える玄関口は、かなりインパクトがあると思います。
広島の公共交通を取り巻く環境は、今後大きく変化思想です。

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、15日共同で会見を開き、 検討を進めてきたJR広島駅南口広場再整備事業に関し、建て替えられる新しい広島駅ビルの概要とイメージパースを公開しま

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