広島駅南口再整備・駅ビル建替工事 2021.03(Vol.25) 真っ二つの駅ビルから見えた次の変化

更新頻度が鈍り申し訳ありません。
どんなに忙しくとも、どんな環境になっても広島駅だけは追いかけ続けます。

 

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。
従来の駅ビル「ASSE」は建て替えのため、2020年3月に閉館しました。
建て替えられる新ビルは地上20階建てで、ホテルや商業施設、シネマコンプレックスを備える複合ビルになる予定です。

また、路面電車が現在の猿猴橋町を経由するルートから駅前大橋線を経由するルートに変更されるとともに、新駅ビルの2階に高架で乗り入れることで、JRとの乗り換えの利便性が向上するなど
賑わい創出と都心同士(紙屋町・八丁堀地区)のアクセス性向上に大きく貢献する存在になります。
2025年春の開業を目指します。

前回の状況です。

新型コロナウイルスの感染再拡大に伴う広島県の方針を踏まえ、 取材のみの外出は行わず、他の必要な外出(通勤、買い物等)と組み合わせ 一度の外出で訪れる施設を最低限にする方針をとっ

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広島駅建て替えの概要はこちらをご確認ください。

【広島駅南口ビル新築他工事】

高さ 97.9m
階数 地上20階・地下2階
用途 商業・ホテル・映画館・駐車場・駐輪場
ホテル客室数 428室
敷地面積 86,357.39平方メートル
建築面積 20,798.30平方メートル(新築部のみ)
48,308.65平方メートル(既存含む)
延床面積 129,637.98平方メートル(新築部のみ)
185,989.71平方メートル(既存含む)
店舗面積 約26,000平方メートル
(広島市:出店計画書の提出状況より)
着工予定 2021年2月1日
完了予定 2025年3月31日
開業予定 2025年春
基本設計・監修 ジェイアール西日本コンサルタンツ・東畑建築事務所設計共同体
実施設計・施工 広島駅南口ビル新築他工事特定建設工事共同企業体(株式会社大林組・広成建設株式会社)
全体事業費 約600億円

 

解体の進行でかつての駅ビルが真っ二つ

今回は大州通りの東側から。

 

景色がまるで変わりました。
駅ビルは中央部分の解体が大幅に進み、ほとんど真っ二つの状態となっています。

 

全体を俯瞰するとこのような景色です。

 

これは凄いな…。もう一生見られないです景色ですよね。
奥には在来線上空の自由通路と橋上駅舎がここまではっきりと見えるようになりました。
南北に駅舎・駅ビルが建っているので、この橋上駅舎の外観をこうしてはっきり見られるのは新鮮です。

 

よく見てみると、あれ???

 

2階から地上に降りてくる階段・エスカレーターが確認できます。
これを初めて見た時は、現在の自由通路の階段が露出しているのかと思いましたが、東側にずれています。全く別の階段です!

どうやら、新駅ビルによって半分が通路として生まれ変わることになる現在の大階段は、
今後どこかでまるごと閉鎖して、建造している仮設の階段に切り替えられるものと思われます。

 

以前作ったイメージ。

この画像でいうと、左側のかつてASSEとの連絡口があった場所に仮設階段が設けられ、
1階に降りていくことになります。

24日に暫定公開しましたが、完全版として25日に再公開しました。 広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。 従来の駅ビル「ASSE」は建

 

現在の自由通路からの大階段を降りたあたり。

現在階段は自由通路から見て左側が壁から3~4m閉鎖されていますよね。
その仮囲いの向こうに仮設階段が建設中だったとは。

 

 

地下階段での動き

駅前広場を進み、地下広場への階段・エスカレーター付近に向かいました。

 

 

真っ二つになった駅ビルの東側。前回も驚きましたが、これも衝撃的です。

こうしてみると本当に綺麗に現在の駅ビルと同じラインでフタバ図書が店を構えています。
事業譲渡され「ツタヤ」のフランチャイズ店として生き残っていく事になりました。
(ここで言う「ツタヤ」は蔦屋書店ではなく、ショッピングモールに入っているような「TSUTAYA BOOKS」のようなイメージだと思います)

 

こちらは地下広場への階段です。

太い梁が上屋の下に設けられました。
完成時はこの頭上に路面電車広島駅ができるので、当然このガラスの上屋も撤去されることになります。
間違いなくそうした工事の一環でしょうね。

 

階段ではというと…。

 

以前から西側半分が閉鎖され、工事が進められています。
写真では分かりにくいですが、階段の西側の端によせて上下1本ずつのエスカレーターが設置されようとしていました。
この配置はまさに、完成時の地下レイアウト図そのものです!
早くも南口広場再整備の本設構造物が姿を表そうとしています。

改良される広島駅南口広場のレイアウトが公開!2020.09 周辺ビル4棟とデッキで接続へ

 

 

改札の中から見る駅ビルの解体

在来線改札内に入りました。

 

 

自由通路のすぐ脇、先程俯瞰で見ていた真っ二つにされた間の空間になります。
仮設階段の構造物も確認できます。

 

同じく2番のりばから。

 

ここからエールエールが見える…。

 

変わってこちらは西側の日本郵政方面。

 

アッセ時代の非常階段も解体されようとしています。

 

改札の外から、西側を。

 

 

 

広島駅ビル「ASSE」は今年度の解体工事を経て、2021年3月に着工予定
新駅ビルと駅前大橋線は2025年春の開業予定です。

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8 comments

  1. デスソースを全身で受け止めたい! Reply

    あの駅ビルが真っ二つに。びっくりするとともに、新駅ビルの期待も湧いてきました!

  2. おちょこ Reply

    駅ビルの2021年3月に着工予定は、予定通りなんでしょうか。
    この進捗状況だと、今月中は難しいのではないかと感じました。

  3. タミー Reply

    お忙しい中、取材・レポートお疲れ様です。

    一度更地状態になった後、広島駅南口西側に100m級の新東郵便局ビルと新駅ビルが連続して建ち上がって来ると思うと、怒涛の変化の光景を期待して胸熱です。

    今は一瞬の凪状態の様で、これもまた、開発の歴史を語る貴重な記録写あ真ですね。

    これからの劇的な変化を思うと、ワクワク感はMaxです。

  4. かずのこ Reply

    駅ビルを全部壊して更地にしてから、
    新しい建物を立てるのかとばかり思ってましたが、
    とりあえず真ん中だけ撤去して、
    そこに新しい建物を作りながら、
    残りの両側を撤去していくやり方なんですね。

    工期短縮の目的なんでしょうか。
    気になります。

    • けい

      以前の記事に進行状況の簡単なイラストをアップされています。

      駅の通路を確保する必要があるので、まずは東側を更地にして通路を東側に移動(この時点で駅の大階段から真っすぐ外に出る感じになるのかな?)、次に西側を更地にして西側建物から工事開始、というパターンだと思います。
      東側は来週中にも更地になりそうな感じです。

  5. 通りすがり Reply

    工期短縮が目的なら南口を全て封鎖して更地にするでしょうが主要駅のメイン側を数年も封鎖してしまうと利便性を大きく損ない大混乱になるでしょう。
    駅としての機能を有しながらの工事だからだと思いますよ。

  6. むーばす Reply

    記事の内容から推察すると、広電の乗り入れの場所となるので線路部の
    構築と駅ビル部の建築を平行して行う必要性から、時間が掛かるのでは。
    両側はそのままビルを建築していけば良いということで、工程が異なる
    部分が間に入る関係なのかと。工事がどのように行われるかはわかりま
    せんが、それだけ電車の線路を駅ビル内に通すということは難工事なの
    かなあと思う次第です。また中央部は乗降客の通行空間も確保しつつ、
    事故無く工事を進めなくてはならないという点でも大変そうですね。

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