明治安田生命広島ビル 解体工事 2022.07(Vol.4)

広島市の中心部、紙屋町では2つのオフィスビルの建て替え計画が進んでいます。

明治安田生命は、2022年度までに広島を含む全国6都市の一等地に持つ不動産の再開発に着手することを明らかにしました。
広島で対象となるのは、鯉城通り沿いの袋町に建つ「明治安田生命広島ビル」。
1972年に竣工した、高さ約62m、地上17階・地下4階のオフィスビルです。
2021年11月から解体に向けた準備が進められています。

 

また、広島トランヴェールビルディングの東隣に位置する「広島日興ビル」についても建て替えることが決まっており、入居していたSMBC日興証券広島支店が2021年8月に移転しました。

 

前回の状況です。

明治安田生命は、2022年度までに広島を含む全国6都市の一等地に持つ不動産の再開発に着手します。 全国の投資規模の合計は1,000億円程度とされており、大型ビルを建て、高利回りを

 

 

建て替え報道の概要

以前まとめた概要です。

紙屋町交差点近く『広島日興ビル』と『明治安田生命広島ビル』が建替へ

 

高さを減らす明治安田生命広島ビル

鯉城通りの明治安田生命広島ビルからご紹介。

 

広島市の都心部における初めての超高層ビル(60mを超えるもの)でしたが、
解体工事が進んでおり高さを減らしているのが分かります。

 

胴回りも大きなビルでした。

 

北面の状況。

計画の概要は今のところ明らかにされていませんが、引き続き注目の案件です。

 

 

解体工事が始まった広島日興ビル

こちらは相生通りの「広島日興ビル」。

しばらく見ない間に、解体のための防音パネルの設置が始まっていました。
歩道上にも仮設足場が設けられ、これから本格的に工事が進められる模様です。

 

現地にはこのような看板も。

(現地看板を撮影。一部加工。)

「(仮称)大同生命広島ビル新築計画」という具体的な建て替え名称が用いられています。

元のビルは「広島日興ビル」という名称でしたが、現在のビルの所有者である大同生命保険(大阪市)による同社の屋号が用いられたプロジェクトとなるようです。((仮称)ですが)

敷地面積が狭く、容積率的にそこまで大きな規模は難しい可能性もありますが、
スクラップアンドビルドによる都心の求心力の維持・向上にはこれからも注目していきたいです。

広島市都心部では、今年2022年秋に広島駅南口の「広島JPビルディング」が開業を予定しておりますが、
それ以降のまとまった規模の新規オフィスは、市営基町駐車場一帯の再開発くらいしか具体化されていません。(2027年度完成予定)
好立地にあり建て替えが始まったこれら2棟のビルは、当面のオフィス不足の期間を埋めるスピード感も強みになりそうです。

 

基町相生通地区再開発の完全なイメージパースが公表!高さ160m複合ビルの計画を承認

16 comments

  1. ソースは日経 Reply

    東京都心では「2023年問題」というものがあるそうです。
    23年の東京はミッドタウン八重洲をはじめ、超高層・大規模オフィスが立て続けに竣工する予定です。供給が増える一方、テレワークの普及によってオフィス勤務に囚われない働き方が加速しており、オフィス需要は低迷しています(例えばLIXILはオフィス面積を従来の9割も縮小した所へ本社の移転を決めました)。
    この供給過多と需要低迷のアンバランスが、最悪再開発のサイクルを止めてしまいかねない事態を2023年問題というそう。

    広島は今のところテレワーク普及率3割と低く、これを理由にオフィス需要が低迷するとは思えません。
    ただ最近の広島オフィスは急激に増大していますから、突然の供給量に需要が追いつかなくなり再開発に影が出てしまう可能性があるのではないかと少し気がかりです。

  2. むーばす Reply

    やはり生保や損保系の大手資本しかビル建て替えなどの
    大型投資は決断しないのでしょうか?
    本当は中小型ビルの合築建て替えこそ、規制緩和のキモ
    であったと思うのですが。
    福岡市では隣り合う損保生保のビルが合築建て替えして、
    大幅に床面積を稼いできているようですね。
    規制緩和の期限に間に合わせるかのように、ここのところ
    計画や着工ニュースが相次いでおります。市場規模の差では
    あるのでしょうが、それに比べると広島市の動きはとても
    鈍いように思えます。

    ちなみに当地では老朽化した生保損保ビルがいつのまにか
    地元資本が買収して名前を変えて運営されているようで、
    めっきり生保損保ビルが減りました。
    地方のビルはポートフォリオを組み替えて行く中で、割と
    そういった動きで手放されていくことが多いようです。
    となると、なかなか建て替えは難しくなります。
    逆に私が働くビルに近くにあった損保ビルは先日新ビルに
    生まれ変わり、竣工業務スタートしたのですが、調べて
    見るとまだ、築30数年で外観は色あせていなく長く
    使えそうなビルでしたのでびっくりしました。

    • むーばす

      築50年を超えており、ビルとビルの間に隣同士
      すきま無く建つのではなく、一区画を使いビルの
      4面が表情を持つようなどっしりしたオフィス
      ビルとしては、大好きなビルの一つでした。
      ただすでに建て替え候補としては最右翼に数え
      られるであろう「広島稲荷町NKビル(住友生命
      広島ビル)」は、未だしっかりテナント募集して
      いますし、募集ページを見ますと玄関などの共用部
      がビルオーナーのチェンジに合わせて、見違える
      ばかりに、模様替えをされていますね。

      ということはあと20年くらいは持たせる気が満々
      という感じでしょうかね。
      ちなみに当地の住友生命ビルも同じくJR西日本
      不動産開発の持ち物になり住生のポートフォリオ
      からはずされました。
      当地を代表する高層オフィスビルなので建て替え
      期待はあるのですが。

    • JK

      極端に言えば、大手も中小も中央も地場も関係ないと思います。
      建て替え資金を自社で調達できる会社と、市中借り入れする会社の違いでしょうね。
      人口減少の状況下の地方に投資するのに、30~40年後まで安定した収益があげられるかを
      問われていますから、金融機関も融資には慎重になるかと思います。

      福岡も地場企業が生損保の物件を取得していますよ。その地場企業も投資先は福岡だけでなく
      東京の再開発に参画したり、オフィスを取得したりしています。

      広島も、広電xニッセイ、広電x三井不動産と、地場も頑張っているんではないですか?

  3. めめたん Reply

    大同生命ビルは両隣と同じ高さになると想像されます。明治安田生命ビルはなかなか概要の発表がないので少しヤキモキして待っています。
    できれば25階程度、120〜130メートルクラスのスマートでカッコいいオフィスビルを望みますが、ないでしょうかね〜? 最低限、今と同じ高さ、隣と揃うくらいにはしてもらいたいです。

  4. 広島リボーン Reply

    何をやるにしても転出超過を食い止め福岡市のように市内人口増やさないとどうにもなりませんね。若者が出て行くのは仕方ないとしても市に働く場所が増え行けば転入が増えて来るわけですよね。市には企業誘致を頑張って貰いたいです。

  5. 名無し Reply

    サンモール周辺の再開発はどうなったんですか?話が出た時期からしたらもうとっくに出来とるはずやけど たまに地権者が多くて複雑言うけど東京や大阪なんかもっと複雑やけどガンガン再開発されてますよ 少数の人間がゴネる事で結局広島の町の開発が遅れて取り残されますよ ようは県や市、地元のサンモール周辺の組合にやる気があるかないかの問題

    • すみふ

      サンモールの地権者は聞くところによると複雑に加えて衝突が起きているとか…
      東京は地権者が複雑でも、地所・三井不・森ビルと大手デベたちがガンガン主導してまとめあげてるそうですね

  6. 広島城 Reply

    今日、明治安田生命ビルの前を通ったら、建築計画が掲示されていました。
    地上14階、高さ59mのオフィスビルみたいです。
    高さは建替前と同程度ですが、地階がなくなるのと、1階あたりの天井高が高くなって、階数が建替前より減る(17階→14階)ので、規模は縮小となるみたいですね。

    • むーばす

      そうでしたか!容積率の緩和を受けて上には伸びる
      だろうなと想像していたので、平凡な大きさになり
      がっくりです。せめてもは斬新なデザインに期待
      てすが、生保のビルは重厚感のあるビルになる事が
      多いので、期待はできそうにないですかね?
      ガラス張りのスッキリしたデザインになればOK。
      最初の新聞記事が一千億円規模の予算をかけてと
      大きなアドバルーンが挙げられ、期待してしまい
      ました。商工会議所と朝日ビルの複合開発待ちで。

  7. 広島リボーン Reply

    サンモールは再開発するしないにしろ 老朽化で地震対策は急務でしょ。放置のままなら無責任ですよね人命がかかってますから。法律的な事は詳しくないので違った事を言ってるのかもしれませんが。

  8. 宇治金時 Reply

    サンモール、八丁堀のドンキ、駅前フタバと、イズミ(ゆめタウン)の関わった物件は、なぜ建て替えが進まないのだろう。
    ゆめタウン祇園の建て替えも、イオン祇園ができてから相当な期間があったし、駅北のイズミ本社の建物も、なんか場違いな気がします。
    社長の意見が強い、古い考えなのか、不動産投資が下手だと思います。

  9. めめたん Reply

    広島城様、情報ありがとうございます。むーばす様もおっしゃるとおり、期待が大きかっただけにガッカリです。広島はこの程度の市場規模と判断したのでしょうね。
    仙台など100メートル超級の生保系オフィスビルが多いので、広島(相生通り・鯉城通り)にも欲しいと思ってました。この先、アッ!と言うような計画が発表されることを期待して待ちます。

  10. アホの福ちゃん Reply

    福岡が40m級のビジネスホテルだったので広島もそうなるのではと心配していましたが、
    60m級のオフィスということで及第点ではないでしょうか。
    欲を言えば80m級のオフィスビルが理想でしたが…

  11. スラサン Reply

    仙台は市が補助金出してどんどん再開発促してますね。広島市がどうかは分かりませんが、民間とくに地元企業だけでは苦しいのでなかなか話は進みませんね。それでなくとも広島は保守的な地域ですしチャレンジングなことはしないでしょう

  12. CCレモン Reply

    久々に投稿します。 
    今だコロナ禍が長引く状態で、多くのお店が広島市内から姿を消して行き
    代わりに市内中心部は空き店舗と駐車場が目立つようになりました…
    あと紙八の代表格だった百貨店も、これからどうなるのか不透明な状態
    支店経済都市としても、リモートの普及やAIの進歩などで一部の会社では
    広島から中四国支店を撤退して福岡や大阪に支店を統合という流れに
    なっていくと、ますます中心部の空洞化が進行しないか危惧しています。
    その中で、生保関連のビルが建て替えになっただけでもよかったかなって
    個人的には思います

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