そごう新館跡 新生『パセーラ』に中国地方初フードホールと都市型水族館!2025年秋開業へ

NTT都市開発は、2023年8月に閉店したそごう広島店新館跡について、
2025年秋を目処に、中国地方初の「シェア型フードホール」、広島市内唯一の「都市型水族館」を6階と7階にそれぞれオープンさせることを明らかにしました!

同社はそごう新館跡をクレドの既存商業エリアに取り込み、一帯を「新生パセーラ」として活用することを発表しており、
「広島市都⼼部での過ごし⽅を変える」をコンセプトに、2025年度以降に順次オープンさせる計画を示していました。

2024年春には、先行して屋上庭園「スカイパティオ」がリニューアルされており、
ここで実施されるパブリックビューイングや各種イベントとの連携も狙います。

 

2023年8月末に営業を終了した、そごう広島店新館跡の活用について、 建物を所有・管理するNTT都市開発より新たな商業施設のコンセプトが明らかにされました。 旧そごう新館跡

 

 

『新生パセーラ』のエンターテインメントエリア概要

【NTT都市開発】:新⽣『パセーラ』エンターテイメントエリア、はじまる〜2025 年秋、広島都⼼部に中国地⽅初出店のフードホール、広島市内唯⼀の都市型⽔族館が誕⽣〜

 

シェア型フードホール、都市型水族館イメージ(上記資料より)

 

▼フロアごとの概要

フロア 施設名 概要
6階 シェア型フードホール 【re:Dine 広島(仮称)】 株式会社favyが運営する、西日本最大級のシェア型フードホール。全国の多様な飲食店が集結し、広島ならではの食文化を発信。スポーツのパブリックビューイングや各種イベントと連携し、観光客や地元住民が憩う場となることを目指す。店舗の入れ替えが可能な柔軟な運営形態を採用し、常に新しい魅力を提供する施設。
7階 都市型水族館 広島市内唯一の都市型水族館。買い物や食事の合間に気軽に立ち寄れる癒しの空間を提供。海の生態系や生き物の魅力を間近で感じることができる展示を展開。家族連れや観光客に向けたエンターテインメント性の高いコンテンツを充実させることで、新たな賑わいを創出する施設。
その他フロア 詳細が決まり次第発表

 

旧そごう広島店新館(基町クレド商業棟)(2018年11月撮影)

 

 

紙屋町に新しい風!

「広島市都⼼部での過ごし⽅を変える」というコンセプトで、個人的に楽しみにしていた
そごう広島店新館跡の概要が、ついに一部公開されました。

西日本最大級のフードホールに、都市型水族館まで持ってくるとは驚きました!

水族館は、広島都心はおろかマリーナホップのマリホ水族館が昨年閉館したので、
広島市唯一の水族館となります。
都市型ならではのコンパクトな館内で、照明まで含めた演出で楽しめるこうした都市型水族館は、
他にはない個性が必要だった紙屋町・八丁堀地区にまさしく求めていた存在です。
7階ワンフロアですから規模はそこまで大きいものではないかもしれませんが、それでも集客できるくらい中身で勝負できる広島版都市型水族館はぜひ見てみたいですね。

 

神戸市の都市型水族館「アトア」

 

フードホール「re:Dine」は首都圏を中心に展開する”シェア型”のフードホールで、昨年大阪駅うめきたの「グラングリーン大阪」に進出したようです。
シェア型とあるように、キッチン等が備え付けられた店舗を期間を指定して貸し出しできることスペースを設けることで、初期費用を抑え出店のハードルを下げ、様々な店舗展開が期待できるようです。

テナントが流動的になる側面はありそうですが、多様なテナント展開はそれだけで話題になりそうですし、都市型水族館を含めた館内のエンターテインメント施設との相乗効果を産むことで、繁華街「紙屋町」としての魅力が引き上げられることに期待したいです。

 

紙屋町・八丁堀は、まだまだやれる。

中国地方初のシェア型フードホール「re:Dine 広島(仮称)」と広島市内唯一の「都市型水族館」は、
2025年秋の開業予定
です。

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