話題としては俊では無くなってしまいましたが、、旧広島市民球場の第2期解体工事が先日始まりました。
来年4月までに、保存するライトスタンドの一部を除き解体されます。
中国新聞
旧市民球場解体2期工事入り
いよいよ始まりましたね。
数か月で慣れ親しんだあの球場が無くなると思うとどこか信じられないと言うか、実感がわかないです。
跡地利用に関しては秋葉政権で作られた「緑地広場」を基本とする計画案がありました。
しかし松井新市長がそれに待ったをかけて早4ヶ月。
未だに主だった動きが見えないのが少しもどかしいですね。。
松井市長は跡地を「若者を中心とするにぎわいの場」と位置付けており結構期待してるのですが、
2013年春に全国菓子博覧会が予定されているのでそれまで道筋は同じなのかもしれませんね。
そんな中こんな興味深い「市民コンペ」が執り行われているようです。
被爆100年広島市中央公園 アイデアコンペ公募
提案作品
被爆から100年後、2045年の球場跡地を含めた広島市中央公園の姿を考えようという企画のようです。
数が多いので全て隅々まで見たわけではありませんがどれも夢のある提案で興味深いです。
(夢があり過ぎて少し現実的でないのもありますけど(笑))
既に72作品のうち第1次投票で5作品にまで絞り込まれてますね。
作品番号2番の作品は個人的に応援したいかなと思いました。
巨大なリング観覧車に超高層オフィスビル、そして相生通りのトランジットモール化など・・・
考えれば目が回りそうな構想ももちろんなのですが、
4ページ目に書いてある「広島のイメージ戦略の課題と改善策」が一番の理由です。
(一部抜粋)
原爆という強い負のイメージが、発展を阻害しているという影響は少なからずあると思います。
中枢都市の発展には、都市の名前を聞いただけで「何か楽しそうだから」といった抽象的なイメージを連想させることはとても大切なことであり―――
全文が読みたい方はPDFで。
その通りだと思いますね。
原爆の被害・悲惨さを訴える平和都市の役割は無論重要です。
それを訴えることができるのは広島、長崎しかないわけですからね。
しかし、それだけの都市にしたくない。
書いてあるように、「ひろしま」と聞いて楽しそうというイメージが浮かぶ街づくりをしてほしいです。
ここからは個人的願望が強くなりますが、
楽しいというイメージ作りには展望タワーや作品にあるような都市型の観覧車があればいいなと思います。
広島は高いところから誰でも街を見下ろせる場所は山しかないですからね・・・
球場の跡地には難しい問題ですが、サッカースタジアムやちょっとした広場、
もしくは”今後の検討課題”とされていた劇場が無難ではないかと思います(無難でいいのかなw)
以前東京に行った時有楽町から東京駅まで東京国際フォーラムの中を通り歩いて移動したのですが、あれは本当に素晴らしかった・・・。
公式HP施設ガイドの平面図を見てもらいたいんですが、
ホールとG棟で挟まれた部分(地上広場)に椅子・テーブル、そして移動式のカフェなどが並び賑わっていました。
人々で賑わうってまさにこういうことだなと思いましたね。
まあ人口が何倍も違う東京と広島を単純に語るのもアレですけど、
球場跡地はこのような何でもできる広場を備えた演劇もできる大型ホールが最近いいなと思い始めてきました。
半ば妄想でつい長くなってしまいました。すみません。
2013年の菓子博までまだ長いと言えば長いですが、終わってから出来るだけ早く動くためにも
市からの何らかのアクションが早く欲しいですね。