来年春より広島地区で運行を開始するJR西日本の新型車両「227系」が28日の日曜日、兵庫県の川崎重工の工場を出場しました。
車両は山陽本線を自力で下り、その日の夜には広島駅に到着。多くのファンの注目を集めました。
【鉄道ファン・railf.jp】:227系A03編成が川崎重工から出場
出場したのは川崎重工で製造された第3編成(A03)で、
先日報道公開された第1・第2編成(A01・A02、3両編成×2)とは別物です。あちらは近畿車輛でした。
この記事にもある通り、28日の朝に機関車の牽引によって工場を出場後、
神戸貨物ターミナルからこちらまで山陽本線を試運転を兼ねて自力回送されました。
早速YouTubeにはその様子が多数投稿されています。
今回はそれらの動画を時系列で紹介していきます。
全て私が撮影したものではありませんので、投稿者様にご迷惑がかかることの無いようご協力お願いします。
まずは川崎重工(兵庫県神戸市)から出場する様子です。
続いて加古川駅の一つ先、JR神戸線の宝殿駅(兵庫県高砂市)。
さらに西へ4駅。姫路駅(兵庫県姫路市)での様子。
岡山駅の一つ手前。西川原駅(岡山県岡山市)。
そしていよいよ広島県に入ります。西条駅(東広島市)とこの日の終点の広島駅の様子です。
初走行が長旅になりましたね。
ちなみにこの後は、広島~天神川駅間の車両基地で一晩過ごし、今朝早くメンテナンスや調整のため下関の車庫に向かったそうです。
報道公開されたばかりでしたが、実際に走っている姿を見るとまた一段とかっこよく見えますね。
特徴的な先頭車の転落防止幌も、かなり見慣れてきた(麻痺?)のかあまり気にならなくなってきました。
カラーリングも素晴らしいと思いますし、JR西日本の車両では一番好きな車両になりそうです。
広島駅の動画は何度見ても新鮮ですね。
ミュージックホーンを響かせて出発していく所を見ると鳥肌が立ちました!
2017年度には広島駅の駅舎も自由通路が完成して様変わりします。新しい時代の到来です。
数年後にはそれが当たり前の光景になるのでしょうが、信じられない程の変わり様に未だに実感が湧きません(笑)
近畿車輛で報道公開された2つの編成(連結6両)も近く出場するようですし、運が良ければ試運転(回送)している227系にお目にかかれるかもしれませんね。
JRに乗りましょう!(笑)
今年度は3両編成が13本、2両編成が2本の計43両が製造され、来年春から営業運転を開始する予定です。
JR西日本関連では今年11月2日に広島駅のこれまでの跨線橋に変わる新しい乗換通路が供用開始、
227系運行開始と同じ来年春にアストラムラインとの結節点「白島新駅(仮称)」が開業、
同じく来年春に横川駅の配線変更工事が完了します。