広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。
西側のコンコース部分は、11月2日から供用が開始されます。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅改良工事(広島橋上駅新築他工事)
9月は3度目の更新となります。
広島橋上駅新築他工事 2014.09(Vol.40) 照明点灯!
広島橋上駅新築他工事 2014.09(Vol.39) 1番のりばホーム階段がお目見え
前回の記事でも紹介したように、7・9番のりばでは一足先に照明が点灯し完成に大きく近づきました。
昼間でも常に点灯しています。
お陰で巨大な橋上駅舎の真下でもかなりの明るさを感じます。
同じ時間、体感では現在使用している跨線橋の真下よりも格段に明るかったです。
非常ボタンのみ、天上の配線スペースからケーブルが伸びていました。
上の画像の撮影場所は橋上駅舎の乗り換え通路の真下になります。
ここの7番ホームに「6」の数字が添えられた停止位置目標が設置されました。
JR西日本は広島地区に投入する新型車両「227系」を開発し本日公開しました。
鮮やか!広島へ投入予定の『227系』が報道公開。
新型車は3両編成と2両編成のみ製造されます。2両編成から最大8両編成まで増解結で対応でき運用の幅が広がります。
この「6」は227系の[3+3]の6両編成を見据えたものの可能性が高そうです。
真新しいホームに鮮やかな赤いラインの電車が滑りこんでくる光景を想像すると楽しみですね。
続いて頭上の乗り換え通路からホームの西側(岩国側)に降りる階段の裏の様子を。
以前はこの撮影している地点から向こうが全て閉鎖されていましたが、この通り閉鎖区画がかなり狭まりました。
前回も紹介しましたがエレベーターシャフトとなる窓ガラスが取り付けられました。
階段の下には高さのない踊り場部分の立ち入りを制限するための黒いポールが設置されています。金網が取り付けられそうです。
エレベーターを正面から見てみます。
例によって入ったドアと出るドアが反対の面にあるタイプとなっています。
さらにホーム西側に進みます。
前回スマホで撮影した時に、枠しか無かった階段の欄干にガラス板が取り付けられていました。
かなり完成時のイメージができるようになりましたね。
階段の先に見える乗り換え通路の上部には、1mほど張り出した案内が確認できます。
通路の完成イメージにもあったホーム番号の案内だと思われます。
開放されたのはここまでです。旧ホーム屋根と合わせて。
駅舎の西端よりも、化粧板が取り付けられた新しいホーム屋根の方が5mほど外側に張り出しています。
駅舎から新しい屋根が外側へ伸びているようでかっこいいです。
戻ります。同じ7・9番のりばへ降りるエスカレーターです。
手すりを取り付けるためのレールがガラス板についています。
エスカレーターの真下にある、地下通路への階段です。
駅舎の基礎やエスカレーター設置のため長らく閉鎖されていましたが、型枠にコンクリートが流し込まれ階段の再構築が行われ始めました。
4・5番のりばに移動します。
こちらでも天上の化粧パネルの設置が始まっています。同時にこれも登場していました。
マークによるドア位置の案内表示機です。
近畿圏のように行先を知らせる発車標にセットで表示されるものかと思いましたが、現行広島駅と全く同じものを使うようですね。
最も1両3ドアの227系でほぼ統一されれば、両数の数字のみで済むことになりますが。
4番のりばから2・3番のりばの方向を。
新しい信号機が準備されています。上の様子を見ると、どうやら全てののりばで天上が2層になって広がったような意匠が採用されるようです。(画像)
1番線上空からの様子を。
左側が1番のりばです。新通路から1番のりばへ降りる階段の横のホーム屋根が取り付けられました。
2番のりば上空の中途半端な高さにあるこの窓が気になります。
今回は以上です。
新しい乗り換え通路の供用開始は11月2日ですが、それまでに列車停止位置の変更や各設備のチェックなどの動きはありそうです。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅改良工事(広島橋上駅新築他工事)
四角は気動車や客車などの停目。
菱形は電車などの停目ですので、悪しからずm(_ _)m
>四角は気動車や客車などの停目。
というよりも、四角は機関車牽引列車用といった方が解りやすいかと。
キハ120みたいな気車の場合が紛らわしいですし。
四角の6があるって事は四角の最長編成用がその先に付いている筈。
というか、何故わざわざ四角の6を付けたのだろうか。7番ホームに貨物列車を停める予定でも有るのか?
新型寝台列車も瀬戸内マリンビューも機関車牽引じゃないし…
最終的な橋上駅舎の完成を見ないと全貌はまだ解りませんね。
ひょっとすると本当に6両はここで停める予定という表示かもしれませんし。
完成時には菱形の6に置き換わってたりして。
それにしても写真の中で、広島県内唯一のJR型であるキハ120が写ってる。
実はまだ実物を見たことが無い。広島駅に居る時に居合わせた事が無いんだよなぁ。
いつも更新を楽しみにしています。
ようこそ227系
朝の8両編成が6両編成中心に
4両編成が3両編成主体のダイヤにならないことを祈ります。
JR西が今までの國鐡廣島の冷遇から一転、広島にガンガン投資を始めたと思ったら、
25年度のデータで広島駅が、1日平均乗車人員72,928人の第7位、1日平均運輸取扱収入109,153千円の第2位!
そりゃあ、広島駅そして広島シティネットワークが見窄らしいままでは悪影響だと慌てる訳だ。
http://www.westjr.co.jp/company/issue/data/pdf/data2014_11.pdf
広島駅が中四国最大なのは知ってたが、JR西日本で2位の稼ぎ頭って事実に驚いた。
こんにちは!
どんどん進んでるようで楽しみです。
>ここの7番ホームに「6」の数字が添えられた停止位置目標が設置されました。
それにしてもこの表示はいただけませんね〜、なぜ床から生えてるのでしょう?それもホームぎわなんて仮設でありえないかと。。。
既に解放されてる区域に設置されてるので問題になりますね〜これは、点字ブロックをたよりに歩かれる障碍者の方に対してどんな感覚をもっているのでしょうかね〜
>田中さん
停目は◇×つきなのでそこより先に列車が止まることは無いですし、
ちゃんと点字ブロックは折り曲げて終端を示しているので、その先にあるのは
あくまで将来の延長用(停止位置が変わったときに改めて使い始めるもの)ですね。
床から生えていることからからしても、暫定的なものかと思われます。
#7番線西行き列車向けなので、芸備線用でしょうかね
blkさん、興味あるデータありがとうございます。広島駅の利用客アップと収入アップの主な要因は
やはり、カープ好調によるマツダスタジアム集客アップの効果でしょうか?
今後も好調が続くことを祈りたいですね。
こうして考えるとヤード跡地に球場を建設したのは正にGoodjob!でしたね。
もし現在地立替なんかしていたら更にもう十年以上は遅れていたのではないかと思うとぞっとします。
興味をそそるように、マツダスタジアムを新幹線から見える構造にして、山陽新幹線利用によりナイターでも広域集客を可能にした橋口収氏(元大蔵省主計局長・広島銀行頭取・広島商工会議所会頭)のプランが見事にハマったようですね。
広島再興に向けての橋口プランが現実化しつつあるように思えます。
日に日に変化する広島駅とその周辺について今後どの様になって行くのか、その速度の速さに我々凡人には予想が困難な状況になっていますね(笑)。
>>5
Tosyさんの仰るとおりで、広島駅に来る旅客列車において、
寝台特急の廃止と共に機関者牽引の旅客列車は皆無になりましたので、
例え機関車牽引で6両以下の停止指定がされていても、その位置から先に旅客列車が止まる事は現状有り得ません。
自走できる客車の最長編成停止指定が同じ位置で掛かっているので。(菱形側です)
もしあったら、それは事故や運転士の失敗です。
改良工事の進展で、より西側に列車を止める必要が出た時には、相応の停止位置移動工事がされる筈です。
>>6
7番ホームでは、他には呉線経由の広島駅折り返し便が停車したと思います。
>>7
KATSUさん、どういたしまして。
「データで見るJR西日本」は何気に面白い事も書いてありますよ。
瀬野八本松間は駅間距離第5位の長さとか。
プロジェクトの章では、広島エリア関連プロジェクトも当然載っています。
車両の項には気動車の型式番号にディーゼルだけでなくガスタービンエンジンもさらっと追加されているとか。
(JR西日本自身がまとめた自社資料なので、文中断りがなければ西日本管内限定)
>やはり、カープ好調によるマツダスタジアム集客アップの効果でしょうか?
いや、これは絶対に要因としてあるでしょう[絵文字:v-411]
試合日は駅前が真っ赤に染まるしwww
そしてタミーさんが指摘した、橋口プランが的中した側面も有ると思います。
試合経過まで電光掲示板で表示してますからね。
実は取引先のご依頼で、11月2日より前にコンコース内に入って依頼された作業をすることになりそうです。
何の作業かは言えませんが、供用開始前に入れることになれば仕事どころではいられないかも。。。
うう~、デジカメ持って行って写しまくりたい~(>_<)