JR横川駅では、広島側の可部線上下線を同時に出入りできるようにするため渡り線を新設する配線変更工事が行われています。
横川駅配線変更工事 来春完了
同時に北口駅舎の耐震補強工事も行われており、どちらも2014年度末の完了を予定します。
前回の状況はこちら。
横川駅改良工事 2014.11(Vol.7) 上りと下り鮮明に
可部線が発着する5・6番ホームの端から広島方面を眺めます。
今月7日に再び可部線の最終電車が運休となっていました。
おそらくその日に配線工事が実施され、3番線と可部線側線路の間に用意されていた線路が接続されました!
最も北側(画像左)の線路も、奥の擁壁を拡張した部分と接続され物理的に上下線が分離されました。
以前までは5番線の線路が6番線側の線路に合流する形であったため、分岐器がまだ残っています。
これはじきに撤去されると思います。
本線との合流部分です。
5・6番線が完全に分離されているのが分かります。
この日確認はできませんでしたが、既に上下線の同時進入出は行われるようになったのでしょうか。
画像中央付近にまた分岐器が残されていますが、これも以前まで使われていたものですね。
こちらも最終的には撤去でしょう。
その一方でこれとは別に新しい5番線から6番線への渡り線も出来る予定となっています。(画像)
あまり出来る雰囲気がないのが気になります。
もう一つ注目なのは制限速度でしょうか。
奥側広島駅方面へ向かう6番線ですが、最初の30キロ制限の後、本線に合流する分岐器の制限は45キロになっています。
工事前より10キロの制限緩和です。
やはり新しい分岐器の番数(緩やかさ)が大きくなっていたのですね。
配線変更で少し線形が変わった5番線ですが、ちょうどホームの先端にかかる付近までの変更に留められ特にホームの拡張などは行われませんでした。
さて、ここからは北口の耐震補強工事の状況です。
近くにあった張り紙を確認したところ、耐震補強工事は完了したようです。
連絡通路までの経路もみどりの窓口も全て元通りになりました。
柱を挟んで改札機が置かれているのも工事前のままです。
5・6番ホームへの階段から振り返ります。
工事中は右手のトイレが仮通路になっていましたね。
現在はそのトイレを復旧する工事が行われているようです。
案内サインやトイレそのものがリニューアルされるかと期待したのですが、変わらなさそうです。
すべての工事は今年度末(来年春)までに完了する予定です。