JR西条駅では、2011年10月より行われてきた南北自由通路や南口に駅ビルを建設する工事が完了し、
今年の1月25日に全面的な供用を開始しました。
【JR西日本】:JR西条駅 南北自由通路の供用開始について
12月に訪れた時の様子です。
JR西条駅橋上化工事 2014.12 開業まであと2ヶ月
まずは南口広場から駅ビルの全体です。
酒蔵をイメージした軒やタイルが特徴的です。
前回までは暫定供用で仮のものだった駅名もこのように。
駅名の下には地元ライオンズクラブから寄贈された時計が設置されています。
新しい駅ビル内には、すでにオープンしていた「おみやげ街道」を除き、ドラッグストア、お好み焼き店など5つの店舗が新たにオープンしました。
1階東側にオープンしたそば・うどん店「驛麺家」は広島駅の新しいコンコースにオープンしたお店と同じお店ですね。
新駅ビルの西側にあったコンビニ「ハートイン」は、駅舎の2階に「セブンイレブン キヨスク」がオープンしたことにより一旦閉店しました。
なおこちらの店舗は3月下旬にコンビニとして再びリニューアルオープンさせるそうです。
JR西日本系なので「セブンイレブン」ブランドになると思われます。
新たに開業した東側の階段から自由通路レベルの2階に上がります。
広く取られた窓ガラスが非常に開放的です。
階段上はこのように地上まで続く非常に高い吹き抜けになっており、少し勿体無いくらいでした。
自由通路から北口方面を振り返ります。
画像右手、券売機手前のセブンイレブン、パン屋「サンエトワール」、階段と並んでいる部分が全面開業によってオープンしています。
長さ100m・幅6mの自由通路です。
供用開始後1ヶ月も経っていないこともありピカピカです!
西側には窓ガラスが設けられており、自然光もよく降りそそぎます。
木目調の天井が通路の端から端までを貫いており落ち着いた印象も与えています。
東広島市の中枢駅に相応しい施設になったと思います。
集約された2階の改札口から改札内とホームに入ります。
その前にみどりの窓口の隣に設けられている券売機です。
4台ある内の左の2台が最新型に切り替わっていますね。広島駅でも先月から導入が始まったばかりです。
ICOCAなどのICカードを、財布や定期入れから取り出すこと無く読み取り機に置くだけでチャージすることが出来るものです。
券売機上の路線図は、近々「新白島駅」や路線カラーに対応したものに取り替えられると思われます。
さて、改札内に入りました。自由通路の方向を振り返っています。
当然ながらサインにはこれまで存在しなかった「北口」が案内されています。
前回までは建設中だった1番のりばの東側へ降りる階段。
階段のすぐ後ろ側は駅ビルになっています。
1番のりば東側に新たに設置された駅名標と発車標です。
前回紹介した西側でも同じでしたが、ラインカラーは従来の青のままでした。
構内の案内においても、広島駅で見られるような新規格のラインカラーや路線記号はありません。
ただ、ホーム足元の乗車位置案内に関しては昨年から最新のものに更新されています。
コンコースやホームの掲示板にはこのような案内までありました。
4両編成と8両編成それぞれの乗車範囲が案内されています。
こういったものが広島でも案内されるようになるとは、かなり関西地区の水準に近づいているような気がします。
3両編成から8両編成まで対応できる227系の数が揃ってくれば、ますます重宝されるものになりますね。
自動放送や発車標の電光掲示板で案内できるようになれば完璧です。
最後にホームから見る北口広場。
次回は北口広場について詳しく取り上げます。