広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場
前回の状況です。9月も撮影はしていたものの記事にできないまま終わってしまったので少し間が空きました。
広島駅北口広場改良工事 2015.08(Vol.28) 大部分閉鎖で導線が大きく変化
この数週間で広島駅北口の様子は激変しました。
増築された駅舎のさらに外側に建設されるペデストリアンデッキ。上屋に膜の屋根が設置されかなり完成に近い形になってきました!
中央部分に近づくにつれ幅が広くなります。
上屋の鉄骨から幾つもケーブルが垂れ下がっているので、この全てに照明が取り付けられそうです。
手すりの設置も始まっています。
その手すりと比較しても分かる通り、天井が高いデッキの開放感はかなりありそうです。
光を遮断しない膜の屋根ということで、北面の影になる部分であっても明るさが確保できていると思います。
東京駅八重洲口の「グランルーフ」を連想しますね。広島的解釈で造るこの膜の屋根が完成時にどんな仕上がりになるのか非常に気になります。
今の段階では、柱梁類を白く塗装してしまったので幕(布)独特の黄色みが少し目立つように思います。
照明等で変わりますかね。楽しみです。
こちらは一番西側の、ホテルグランヴィアとの接続部です。
1枚目が裏(新幹線駅舎側)から見た画像、2枚目が広場側から見た画像になります。
足場が外れ完全に見えるようになりましたね。ホテルグランヴィアと平行する西側デッキにも上屋の鉄骨の設置が始まっています。
建設中の自由通路の延長線上にあたる2階出口部分もシートが外され、わずかに内部が見えるようになりました。
開口部が新しい玄関口となる通路。向かって右側が既にオープンしている駅ナカコンビニ、左側はまた新たな店舗になります。
広場の中央部には、自由通路の延長線で二葉の里5街区のJR所有地に繋がる中央デッキの橋脚が姿を現しました。
現状立っているのは3本です。二葉通りをまたぐ部分は、奥のグランヴィア側の時と同様に一時的に通行止めにして架設が行われるでしょう。
話が前後してしまいますが、グランヴィア側のデッキで先ほど書いたように上屋の設置が始まっています。
終点の方ではエレベーターの構築も始まっていますね。
東側のシェラトンホテル前のデッキから。
こちら側でもペデストリアンデッキの橋脚がズラリと建ち並ぶようになりました。
完成時には撮影している辺りに繋がり、直接若草町の方に行けるようになります。
今回は以上です。