3回目のBブロックの解体レポです。
実は1週間ほど前に撮影したものですが、色々ありまして更新が本日になってしまいました。申し訳ありません。
まずは広島駅の南口広場から全景です。
もみじ銀行があった西側は完全に防音フェンスで覆われましたね。
こちらは広電の線路をまたぐ交差点のCブロック側から。
西側は広い部分が足場に覆われ解体工事が行われていくことを感じさせてくれます。
ナショナル会館の虚しい主張が派手で目立っていますが。。
上の画像でも見える、金券ショップやもみじ銀行があった部分です。
足場とフェンスがここまで覆っているのと、上空にあった古いアーケードが無くなりました。
現地に貼ってあったお知らせです。
こちらによると28日までに敷地北側の多くでアーケードが撤去されたそうです。
ここから進んで再開発地の南西側です。
タナカメガネがあったあたりですがここは解体が進んでいますね。
同じ箇所をエールエールA館の前から全景で。
続いて敷地の南側です。
こちらもかなりフェンスと足場の組立範囲が広がってました。
こちらは鉄扉のモニュメントとしての保存が決まった、旧住友銀行東松原支店です。
ほぼ全体が足場で覆われて今にも解体工事が始まりそうでした。
前回上のリンクの記事を書いた時に、こういった再開発エリアに被爆建物を残すことへの必要性を問うコメントをいただきました。
確かに私も、いつまでも過去を引きずったネガティブな考え方は改める必要があると思っています。
しかし建物自体が近代建築を思わせるレンガ調の外観であり、
結果的に鉄扉の保存という形になりましたが、この位の程度なら保存してもいいのかなと思います。
再開発計画自体には影響を与えませんしね。
建っていたところに残すより、まとめて何処かへ展示するべきだというのはおっしゃるとおりだと思います。
さて、話はBブロックに戻りまして、ここからは現地に掲示されている看板を幾つか紹介しようと思います。
施工者となる前田建設工業の看板。「HIROSHIMA B BLOCK PROJECT」という文字が入っているのは嬉しいですね。
続いてはこちら。店舗の移転状況を示した地図です。
新ビルの完成後再オープンするお店が下の赤い枠に載っています。
喫茶パールは平成26年冬(2014年冬)の再オープンだそうで他より少し早めですね。
東棟の一部完成に合わせてのオープンだと思います。
金券ショップエビスとホテル川島、ヤマダ薬局は平成28年春(2016年春)のオープンでこれはBブロック全体の完成予定と同じ日程です。
再オープンしないお店で「仮店舗」となっているお店はどうするのでしょうか?
最後に以前も載せましたが、建築計画看板をもう一度。
「高さ」の部分が「軒の高さ」となり2段になって「189.15m 188.55m」となっています。
軒の高さ、つまり軒高だったら、塔屋や諸構造物はおそらく含まれていない数字のはずです。
188.55mが軒高で189.15mが最高高さという事?よく分かりませんね。。
さて、2013年1月25日、Bブロック施設建築物に関する出店計画書が広島市に提出されました。
【広島市】:出店計画書の提出状況
教えていただいたsyunjiさんありがとうございます!
出店計画ですから主に商業施設となる部分、地下2階~地上3階と東棟4階~11階までの平面図が載っています。
呆れたことに東棟1階と2階のほとんどの部分を「遊技店=パチンコ(ナショナル会館)」が占めています。
ある程度は予想してましたが2フロアにわたってこれほどの面積があるとは思いませんでした。
一般の店舗は本当に申し訳程度しか無いんですね。。
悲しいものです。
西棟に入るビックカメラはくの字に曲がった少し変わった形の店舗になりそうですね。
東棟がどうしようもないので、頑張ってもらいたいです。
2階平面図の西棟と東棟の間に「デッキプラザ」というものがあります。
あまり想像出来ませんが、両側を店舗で囲まれているのでビックカメラの買い物のついでに立ち寄れるようなお店が出店してちょっとした憩いの場になればいいですね。
今回は以上です。